ワイドB面・画像 女子マラソン選考問題 松本人志
世界選手権の選考レースで優勝したのに落選した女子マラソンの田中智美さん。その選考方法に対して様々な異論が出ました。でも、唯一の解決策は選手側にあるという松本さんの意見も説得力がありましたね。

ワイドナB面MCの佐々木恭子アナ、レギュラーの松本人志さん、ゲストの博多大吉さん、秋元梢さん、乙武洋匡さんと、コメンテーターの前園真聖さんと井上公造さんも加わります。


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問題の概要

司会の佐々木アナとアシスタントの山崎夕貴アナがこの問題の概要を説明してくれます。

佐々木:

(視聴からの疑問を紹介)
「女子マラソンの代表選考に疑問を感じます。
なぜ1位の選手が選ばれないのでしょうか?
皆さんはどう思いますか?」ということなんですが。

山崎:

はい。8月に北京で行われる陸上世界選手権のマラソン代表が発表され、解説者の増田明美さんが女子の先行について疑問を呈しました。

代表選考では、大阪国際3位の重友梨佐選手が選ばれ、選考レースの横浜国際で優勝した田中智美選手が落選しました。


(会見の様子)
増田:

びっくりしました。
どうして…その…(田中選手と)同じ26分台で大阪3位の重友さんなんですか?

陸連:

重友選手につきましては、前半から積極的にレースをしたと。
田中選手の、ま、優勝というのは非常に価値はあるんですが、世界で闘うという中会では、レース内容的には物足りないものがあったのかなと…

ナレ:

陸連が評価したのは、レースの優勝よりレース内容でした。
前半からトップに立ち、レースを引っ張った重友選手を評価し、外国勢を抑え優勝しながらも、レース前半、後方で待機する戦略をとった田中選手は消極的だと説明。

増田:

だからすごい主観が入ってるということですよね、選ぶ側の。
皆さん本当にこれでいいんでしょうか。

陸連:

はい。我々も、ま、現場のプロとしてやっておりまして、もちろん優勝、タイム、レース内容と、これで本当に行けるのかなという内容自体を、ま、評価させていただいたと。

増田:

今回の、あの…この説明を聞いてもすっきりしないです。
……あ、すいません。意見になっちゃいました。

ナレ:

選考をめぐるトラブルが多いマラソン。
改めてその選考基準が問われています。


佐々木:

普段穏やかな語り口の増田明美さんが、かなり詰め寄っていらっしゃいました。
この物議を醸し出していますこの、マラソンの選考なんですけれども。
代表選考で有力視されていたのはこの4選手(前田彩里・伊藤舞・重友梨佐・田中智美)なんですね。
で、前田さんと伊藤さんはタイムが良かったので、ここはすんなり決まり。
最後の一枠で重友さんと田中さんなんですが、
横浜国際マラソンで優勝した田中さんが落選し、
ほとんどタイムが変わらなかった重友さんが出られることになったと、世界選手権。




「レベル」か「好み」か…


ワイドB面・画像 女子マラソン選考問題 松本人志がお笑いとの類似点を語る

松本:

それはもう、普通から行けば増田さんの言ってることがもっともだと思うんですけど。
なんでしょ…僕ねーでもね、最近けっこう、こう…芸人とお酒飲んでる時にね、じゃあ笑いって、えーと…「レベル」なのか「好み」なのかという話を…たまにするんですよ。
いやまぁそもそもレベルと好みが…なのかっていう質問が、正しいかどうかはわかんないんですけども。
でも、それを…ま、いろいろ考えて行くと、「好み」を超えるぐらいの「レベル」まで行かないとダメなんじゃないのかっていう…

佐々木:

あー自分が好きかどうかは別としても、圧倒される何かみたいな?

松本:

…があれば、そこに行くしか…。
その下ぐらいだとやっぱ…好みで分かれてしまうんじゃないですかね。

佐々木:

ぶっちぎんなきゃいけない。

松本:

まぁそれに近いものが、もしかしたら…あるのかもしれないですよね。




博多大吉さんの意見

佐々木:

ちなみに、選考レースの優勝者が選ばれなかったというのは23年ぶりなんですって。
やっぱり優勝っていうのはこれまで価値があったんですけど…

松本:

あ、もちろんそうだと思いますよ。

大吉:

そうですね。だからみなさんお忘れだと思いますけど、僕、「THE MANZAI」優勝したんですよ。

松本:

忘れかけてた!笑

佐々木:

今年お忙しいですもんね?

大吉:

そん時に思ったんですけど、僕らたぶん、現場の笑いの量で優勝したんですよ。
たぶん、センスとか、新しいことだと、他の出場者のほうが、僕、優れてたと思うんですね。
でもそれは笑いの大会だし、ま、そういうこともあるだろうなと思って僕は臨んでたので、まぁ…納得はしてるんですね。
でもこの場合は、やっぱ先に…レース展開ならレース展開を重視しますとか…。

松本:

こういうの出てきたら、次からやる人たちは、何をどう…何を見せればいいのかわかんなくなってきますよね。


ワイドB面・画像 女子マラソン選考問題 松本人志&博多大吉

佐々木:

一応、日本陸連では設定タイムっていうのは掲げてまして。
2時間22分30秒以内っていうのを突破すれば、文句なしですよっていうことなんですが、今回どなたも突破はしてないんですね。
で、その中で、日本勢上位3人の中から、本番で活躍が期待できる選手を選ぶということで。

松本:

ま、でもやっぱ好みですよ。「好み」っていう感じですよ。

大吉:

いやかわいそうですよね重友さんが。こんな感じで揉めると。
すごいプレッシャー…ねぇ。余計なプレッシャーを背負うことになる…

佐々木:

「なんで選ばれたんだ」みたいな感じに見えちゃいますよね。




秋元梢さんの意見


ワイドB面・画像 女子マラソン代表選考問題 秋元梢

秋元:

スポーツの世界ってやっぱ結果が勝ち負けではっきりわかるのに、その決める時の基準がわかりづらいっていうのは、ちょっと…どうなのかなって思いますね。

佐々木:

なんでしょうかね、やっぱタイムがいいんですか?
それとも「優勝か」とかそういう方が…

秋元:

でもタイムでいうと重友さんで合っ…決まってもおかしくはない…じゃないですか。
だから、どの試合に重点を置いてトレーニングしていくかとか、それは自分で決めたことだと思いますし。

なんかそこの…うーんでも(レースの)運び方って言われたら、戦略もあって、そういう…後ろにいたんでしょうし。
それはね、人によってやり方は違うから…やっぱり好みになってしまうんですかね。

佐々木:

田中さん、なんか積極的じゃなかったって言われてますけど、ペースメーカーの人が(大会側の設定したタイムを越えて)けっこう早めに行っちゃったんで、割と控えて控えて、最後に…頑張った…

松本:

「積極的じゃなかった」いうて…走ってますからね。

佐々木:

あははは笑

松本:

家おるわけじゃないからね。

佐々木:

42キロ走りきってます。間違いなく走りきってます笑


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乙武洋匡さんの意見


ワイドB面・画像 女子マラソン選考問題 乙武洋匡の意見に傾聴する松本人志 博多大吉 秋元梢

乙武:

これあの…陸連の方たちがおっしゃってた「私たちプロですから」という言葉に尽きるのかなーと思うんですね。
誰に選ぶ権限があるのか。それはもちろん彼らにあるわけですよね。
だとしたら、結果が出なかった時の責任を、きちんとあなた方プロは取るんですね?っていうところだと思うんですよ。

佐々木:

任命責任ですか。

乙武:

はい。

佐々木:

ほぅ。

乙武:

これまでやっぱりいろんな競技で、まぁ…マラソンももちろんですけど、他の競技でもこういう「えっ!? こっちの人でしょ普通」っていうところを、「いや、我々はこっちを選びました」っていうことは何度もあったと思うんですね。

そん時って、我々は競技が実際本番行われた時の結果に一喜一憂してしまって、じゃあその選考結果がどうだったのかっていう検証を、あんまりして来なかったと思うんですよね。

やっぱりそこをもう一回して、きちっとその選考が妥当なものであったのか、それを選ぶ権限を持っていた彼らは、本当にプロフェッショナルとして適切な判断だったのかっていうところに、しっかり目を向けていく必要があるのかなと思うんですよね。

佐々木:

大きな大会の後に振り返ったほうがいいと。




前園真聖さんの意見

佐々木:

前園さんはいかがですか?こういうスポーツの…

前園:

あの…サッカーの場合は、やっぱり監督がいて、監督が選ぶじゃないですか。当然いろんなポジションがいて。
で、監督の好みのサッカースタイルに合う選手を選ぶっていうところでは、多少、いろんな選手が選ばれたりっていうのは納得できるんですけども。
このマラソンの場合、個人競技で、必ず順位がついてくるじゃないですか。


ワイドB面・画像 女子マラソン代表選考問題 前園真聖

前園:

で、今やっぱ選考基準がはっきりしてないのは、
その…タイムなのか、順位なのか、経験値とか、あとはその…走ってる内容なのかっていう、いろんな要素があるので、これを例えばもう…順位だけとか、タイムだけ、どっちかにするとか、あとはもう、全員同じ大会に同時に走らせて、順位を決める…

井上:

絶対それが一番いいんですよ。
あの…だって天候とかによって、タイムって絶対変わってくるわけですよ。
コースも違うわけですから。そうなってくると、上り坂が多いコースだったらタイムは落ちるの当たり前だし、
その日風の結果、向かい風ばっかりだったらとか、いろいろありますよね。

前園:

同じ条件でっていうことですよね。

井上:

そう、同じ条件で。

佐々木:

みんながね。

前園:

選手も納得すると思う。




過去にもあった選考問題

佐々木:

毎回マラソンってけっこう揉めるんですよね?
あのー覚えてらっしゃいます?松野明美さんと有森さんが…バルセロナでしたっけ?


ワイドB面・画像 女子マラソン代表選考問題 佐々木恭子アナと全景

井上:

はい。92年のバルセロナの時に、大阪国際マラソンに2人とも走る予定だったんですが、土壇場になって、ケガで有森さんが走らなかったんですよ。
そしたら、有森さんが持っているタイムよりも、上回るタイムで松野明美さんが走って。

そしたら松野さんは選ばれると思ったのに、有森さんが選ばれた。
それで松野さんは熊本で記者会見して、僕取材に行きました。
したら「私を選んでいただけたら、私は絶対メダル獲ります」とまで言ったんです。
…なんだけど、結果やっぱり選ばれたのは有森さんで。

でも、結果、有森さんは銀メダルなんですよね。
だから、今度は彼女は彼女で「絶対に負けるものか」と思って頑張ったんだとは思うんですけどね。

佐々木:

ま、そういう意味でもそういう場合は、選んだ方がプロだったという…ことになるということですよね?

乙武:

そうですね。
ま、もちろん松野さんが金メダルを獲ったかもわからないですけどね?
それは、なんとも…アレですけど。




「ぶっちぎり」なら誰も文句はない

松本:

うーん…まぁ…でも、わかってて、皆さんその世界に飛び込んできたんですもんね?
まぁだから…本人たちは意外とわかってて、もう納得しててやってるのかもわかんないですけど。
ま、僕らはなんかモヤモヤするものあったりしますよね。

佐々木:

これおっしゃるように、もうホントに「ぶっちぎるしかないっていうところあるのかもしれないですね。

松本:

ぶっちぎるしかないのかもしれないです、ホントに。
じゃないと「好み」って言われてしまう。
あれ…なんか好きやから…っていうことでね。

佐々木:

主観とか…

井上:

そういえばね、Qちゃん(=高橋尚子さん)とか誰も文句言わなかったですもんね。

佐々木:

もう選ばれて当然…

井上:

ぶっちぎってましたもんね。

佐々木:

野口みずきさんとかね。


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