ワイドナショー画像 尾木直樹 「教員NO残業を保護者にお願いするのは筋違い」と尾木ママが指摘 2015年7月12日
教員NO残業を保護者にお願いというテーマで尾木ママが登場です。教員の長時間労働は確かに課題だが、それを保護者に訴えるのはおかしいと、非常にわかりやすく解説してくれました。

ワイドナショーMCの東野幸治さんを中心にして、
松本人志さん、ヒロミさん、中居正広さんの「金髪不良3人組」がまるで生徒のように活発に尾木ママに質問していましたね。


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筋違いのSOS文書

(番組ナレーション)
「先生方が授業や児童生徒の指導に専念できる環境づくりにご理解いただきたい。」
横浜市教育委員会は、残業時間が多い学校の教職員の残業を減らすよう、保護者に異例の「教員NO残業」の文章を配布しました。

横浜市によると、教員の労働時間は週平均62時間。法定労働時間の週40時間を超えていて、教員の休日出勤も多いとのこと。
このSOSに「どう協力すればいいのか」と困惑する保護者も現れ、教員の長時間労働問題に注目が集まっています。

東野:

さ、横浜市の教育委員会がですね、教員の労働時間がちょっと長いということを問題提起してるんですけど。尾木ママ、詳しく教えて下さい。

尾木:

これはね、あの…確かにほんと日本の先生っていうのは労働時間がものすごく長いんですよ。


ワイドナショー画像 尾木ママ「教員が長時間労働なのは確かだが、それを保護者に訴えるのは筋違い」 2015年7月12日

尾木:

国際比較でこないだ、1年ぐらい前ですけど、国際労働環境調査っていう…ま、OECDっていう34の先進国が加盟してる調査が行われたんですね。
それでも34ヵ国中の中で1番多くてね。1.4倍だったんですよ、国際平均の。


教員の仕事時間先生の一週間の仕事時間(昨年OECD調査)
日本    53.9時間 
参加国平均 38.3時間

尾木:

だからそれは問題だってことは間違いないんだけれども。
ただ、こういうふうに横浜のようにね、それを保護者のところに、「NO残業デーに協力してください」って言うのは筋が違うなって僕は思います。




部活に忙しい日本の先生

松本:

でも、そもそもなんで日本の先生はそんなに忙しいんですか?

中居:

教員が足りないんですか?

尾木:

結局ね、課外活動に使ってる時間、これが日本の場合は一週間当たり7.7時間使ってるの。


課外活動の時間課外活動の指導に使った時間(昨年OECD調査)
日本    7.7時間
参加国平均 2.1時間

東野:

課外活動というのは…

尾木:

ほとんどが部活ですよね。7.7時間。で、国際平均が2.1時間なんですよ。だから3倍以上…圧倒的に…


ワイドナショー画像 日本の教員は長時間労働で部活の指導などの残業代も出ない 2015年7月12日

東野:

えー、「公立の小学校・中学校・高等学校・幼稚園の先生には基本残業代が払われません」というふうになってるんですが…


先生の残業代給料の4%の教職調整額の支給と引き換えに、一切の残業代が支払われない。

尾木:

そうです。残業はつかないです

東野:

だから顧問の先生をしても、ほぼボランティアぐらいの感じなんですか?

尾木:

そうですね。ちょっとした手当はつきますけども、本当にないのと同じような感じですね。

松本:

うーん…

ヒロミ:

それはさ、難しいのは、教師って仕事なのか、仕事としてだけのものでもないようなところがあるじゃないですか。

中居:

そう。感情が動いてるってこと。

ヒロミ:

だから、そこって日本だけなんですか?海外の先生ってのはやっぱ先生という職業で、ある程度の労働時間でもう割り切ってやってる人なのか…

尾木:

これも国によって違うんですよ。日本なんかは、なんて言うのかな…生徒の全人格と付き合ってくみたいな…

ヒロミ:

そうですよね。夜中になんかあっても…

中居:

金八先生じゃないですけど。

尾木:

金八先生的な感じの先生ってのが望まれてるし。

松本:

なんか日曜日でも俺、高校の先生にどっか連れてってもうた記憶あるなぁ。

中居:

それは仕事で残業だって言われてもちょっとアレですよね。気持ちが…

ヒロミ:

難しいよね。




無駄な雑務が多い

東野:

尾木ママはどうお思いですか?

尾木:

労働時間が長いから何とかしてあげなきゃいけないってのはもう課題であるんだけれども。それを親のところに来るってのは筋違いで…

中居:

親どうすればいいの?笑

尾木:

そうなんですよ。市がどんどん先生たちにやらせてる仕事で無駄なこといっぱいあるんですよ、はっきり言って。いろんなアンケート書かしたり、そういうの出せだのなんだかんだ…莫大にあるわけ。
そんなんを減らすだとか、やれることがいっぱいあるのに、親のところに来るのは筋違いだと。

松本:

なるほど。

尾木:

それなんでそんなに強調するかっていうと、国際…さっきの調査でね、日本は国際平均よりも、先生方が働いてないのが2つあるんですよ。
その一つが教材研究と、それからもうひとつが保護者の対応


保護者への時間保護者との連絡や連携に使った時間(昨年OECD調査)
日本    1.3時間
参加国平均 1.6時間

尾木:

保護者のところは平均よりやってないんですよ、世界水準で見ても。

東野:

あーそうなんですか。

尾木:

そうなんですよ。そこをさらにまだね、遠慮してくれみたいな感じで言うのは筋が違ってて、もっと自分たちでやれるところをね、整理しなきゃいけないと…

中居:

時間の使い方が…

東野:

ヒロミさん、お子さんもいらっしゃいますし。学校の先生、大変だと思うんですけれども。じゃこれ…なり手がどんどん減ってくるような…

松本:

減ってるの?

東野:

有望な人材が学校に行かないような…

尾木:

今ね、先生の志願者ってのは減ってます。小学校なんかは倍率3倍を切ってるようなところがいくつも出てきてて。


教員志願者が減少競争倍率 小学校4.4倍(2012年文科省発表)
倍率3倍を切っている自治体もあるという。

尾木:

3倍切ると教員の質を確保できないんですよ。だから非常にもう危険ラインですね

ヒロミ:

でもそれもやっぱりさ、なかなかさ、難しいじゃんか先生って。


ワイドナショー画像 ヒロミ 先生は勉強を教える以外にもいろんな問題を解決して忙しい 2015年7月12日

ヒロミ:

こう…勉強教えるだけじゃなくていろんなことまで…人間形成までさ、親から任されちゃうじゃない?
で、学校内のいじめだとかさ、いろんな問題もあるじゃない。

東野:

突発的な問題…

ヒロミ:

もあるしさ。ケンカもあるだろうしさ、普通のね。だからもうそんなの…仕事はやっぱ普通に考えても多すぎるよねっていうぐらい多いと思うよ。


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給料を上げなきゃ

東野:

一年目の先生の思ってるなんかこうね、真っすぐな情熱が、20年後にその情熱があんのかなって…

松本:

どうなんやろう。

東野:

松本さんの小学校・中学校・高校時代の「いい先生」とか…いらっしゃいました?

松本:

うーん…でもやっぱり僕らは先生のことを、何て言うのかな…そういうサラリーマンみたいな感じでは見てなかったよね。やっぱりなんか兄貴みたいな感覚…

東野:

なんや教えてもらうとか、聖職者とか…

松本:

だからこういう残業どうこうって、もし僕が子どもの頃に聞かされてたらすっげー冷めたと思うなぁ。

東野:

「好きじゃないんだ」って、「お金目的でやってるんだ」みたいなふうにも…

尾木:

ここまでが正規の労働でこっからが残業みたいな、会社のね?仕事してる人とか、ものを生産してる人とちょっと違うんだから、やっぱ人格の形成に関係してる…

松本:

それと同時にやっぱりさっきの女子サッカーのあれ(待遇が悪いという話題)じゃないけど、やっぱ給料ももうちょっと上げないと…ね?

尾木:

ええ、そう。給料がどんどん削らされてるんですよ。あのほら…先生バッシングされてたような時期があるでしょ?で、その時に5%とかもう大胆に削られていったの。

ヒロミ:

上げていいと思うよ。

東野:

さ、中居さん、いかがですか。

中居:

いや、ちょっと…金髪3人が言っててもちょっと…


ワイドナショー画像 松本人志 ヒロミ 中居正広「金髪3人組が教育を語っても説得力がない」 2015年7月12日

ヒロミ:

ハハハハ笑

松本:

お前らみたいな不良に言われたくもない笑

中居:

明らかにね。

ヒロミ:

ちょっとこの3人組ダメだな笑

中居:

そうなんですよ。これ引きの画みた時に「ダメだろ」って笑

松本:

説得力ねぇ…

中居:

「先生っていうのはさー」って、「やっぱり兄貴みたいなもんでさー」って、こんな真っキンキンに言われてもね。もう誰も聞いてねーんじゃねぇかと思って笑




なぜかここで不良自慢

東野:

でも小学校・中学校とかね、もちろんそりゃ学校行ってて、いい先生とか…

中居:

先生ってみんな…悪い先生ってあんまり…恐い先生はいましたけど、恐い先生イコール悪い先生じゃなかったので。
でもこないだね、中学の同窓会があって。で、その同窓会に先生も来てくれたんですよ。で、僕らなんか当時、あの…こんな話していいのか…卒リンってのが毎年あるんですよ。

東野:

卒リン?


ワイドナショー画像 山崎夕貴アナ 東野幸治 日本の教員の長時間労働について尾木ママに質問 2015年7月12日

中居:

卒業リンチっつって、中学2年生が…

松本:

ハッハッハッハ笑 それはあかんねやろ、たぶん笑
でも(言っても)いいよ。あったよ、お礼参り…

中居:

僕が中学2年ときには、3年から中学2年の生意気な奴をやってくか…俺が中学2年生。

ヒロミ:

あっ2年生をやるのね?先生じゃなくて。

中居:

で、俺やられちゃうんですよ。それが毎年あるから、その先生に聞いたのね。毎年のことだけど先生は知ってる?って。俺らがやられてたの知ってる?って。
「知らない」っつったんですよ。それが信じらんなくて。

尾木:

僕も初めて聞いた。そんなにやられてたの?

東野:

そら知らないでしょ笑 尾木ママは知らないでしょ。

松本:

当時の学生はそういうのあったよ。

東野:

お礼参りっていう…

松本:

先生にお礼参り。

ヒロミ:

先生に対してはあったりしたけどね。

中居:

先生は知ってるのに、ここに触れちゃうとまずいと思って「知らない」って言ってるかと思ったの。
当時俺らが触れなかった…「本当に先生、天然に知らなかった?」 「知らない」って。「本当に私たちは知らなかった」って。「それなんにも感じなかった?先生」って…

東野:

先生自体もたぶん忙しくて、たぶんそのケンカの現場とか目撃したんならもちろん止めるし、なんか対処しますけど。

松本:

うーん…

ヒロミ:

だって年々…伝統なんだろ?それ。

中居:

うん伝統だから。で、偉かったのは、俺なんかの代でやめたんですよ。

尾木:

あーら偉いわ。

松本:

誰が言うたの?

中居:

俺なんかが「もうやめよう」と。ほんでいっこ下の奴に聞いたらいっこ下の奴もやめたんだって。

松本:

へぇー。


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