
いつもの東野幸治さん、松本人志さんに加え、ゲストの古市憲寿さん、ウーマンラッシュアワー村本大輔さん、そしてこの問題に対し国会で参考人として呼ばれた鳥越俊太郎さんも参加しています。
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問題の概要
(番組ナレーション)自民党の若手議員らの勉強会で、百田尚樹氏が沖縄の基地問題をめぐって「沖縄の2つの新聞はつぶさないといけない」と発言し、さらに出席した議員からは「マスコミを懲らしめるためには広告料収入がなくなるのが一番」という発言があった問題。

これに対し安倍装置は「国民の信頼を損なう発言で看過できない」と批判。
また、参考人として呼ばれた鳥越俊太郎氏は、「マスコミを懲らしめるには広告収入を減らせと。その辺の居酒屋で酔っ払っておだを上げて、まぁマスコミなんて潰してしまえと言っているのとは訳が違うんです」と真っ向から批判。
自民党は勉強会の代表を務める木原青年局長の更迭で事態の収拾を図りましたが、各方面へ波紋が広がっています。
百田さんが狂犬化してる
さ、まずは百田さんの個人的な意見ってのは松本さん、どう思われます?
百田さんこの番組、当初ね、割と頻繁に来てもらってて。で、普通に前室とかでお話してる時点では、なんか…いいおっちゃんなんですよ。
はい。
でもなんか…そうですね、こういうところになると…なんか最近、狂犬化してますもんね。
沖縄の2つの新聞は潰さないといけないという…ま、言い方もね…
言い方なんですよ。で、この人ね、わざとこういう言い方を選んで、我々のこの…耳障りがするというか、なんかこう…うまく入ってこない感じの…うーん…

キャッチーな…
だから本当はああいう本書ける人なんで、もっときれいな言葉で話せる人なんでしょうけど、たぶんそれを好まないんですよね、ご本人がね。
うんうんうん。
だからこういうちょっとこう…割とこういう…
ただこういう発言をするのは、呼ばれて…こういう人じゃないですか。
うん、うんうん。
この人がじゃ悪いのかっていうまた意見も…
言っていることが全て100パーセントおかしいとは僕は思わないんですけどね。ちょっと表現方法が少し…
違うのかなと。
ちょっと…そうなんですよね。
大西議員は端的に言うとバカ
古市さんはいかがですか。
自民党っていま安保法制もあって、すごい嫌われてる時期じゃないですか。だから本当は好感度上げなきゃいけない時期にこういうことやっちゃうと、間抜けだなぁとは思うんですね。
特にこの衆議院議員の大西(英男)さんですか。本音でそう思ってることは百歩譲ってわかるとしても、それをこうやってメディアに漏れる形で言っちゃうってのは、ほんと軽薄だなぁと思うんですね。

もう一回改めて記者集めて言ってるんですよね。
ちょっと確信犯的な感じもするけどね。
こういう人に本当に外交交渉とか任したくないじゃないですか絶対に。この人が政治家であるってことはすごいリスクですよね。ついつい本音漏らしちゃうっていう。
やっぱ政治家って本音漏らしちゃダメなんですか。
立場によると思うんですけど、でもこうやって絶対に問題発言になるってことを、自民党が明らかに好感度上げなきゃいけない時期に言っちゃうってことは、端的に言うとバカじゃないですか。
計算できてない。
そう。だからバカな人が政治家にいるってほんと怖いと思うんですよ。
ハッハッハ笑
危機管理能力ない…
そうですね。
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漫才の得点が「永遠の0」
さ、村本さん。
僕はね、百田さんとはちょっと関わりが。あの、大阪の漫才の大会の審査員やってらっしゃって。
そうか。あの人放送作家でもあるわけやからね。
そうなんですよ。そこでちょっと僕らに点数入れてくれなかったという個人的な恨みが。

ハハハハ笑
何回やってもずっと入れてくれなかったんです、僕らにだけ。
根強い怒りがある…
永遠の0ってそういうことなんかなって思ったぐらいの。
そんなことないですけど笑
髪の毛も永遠に0やしね。
さすが松本さん。
ハハハ笑
先進みましょうよ笑
…ごめん。
小泉進次郎さんとは志が違う
鳥越さんに聞きたかったんですけど。
はい。
そのね、言ってた人たちいるじゃないですか。その人たちってけっこう安倍さんに近しい人たちじゃないですか。
近い人です、はい。
その人たちがそういう話をしていた。で、そうなった瞬間に安倍さんが全員処分したじゃないですか。
もう早かったじゃないですか。で、けっこう厳しめじゃないですか。で、安倍さんの考えじゃない…

ないです。それはその通り。これはね、幹事長が谷垣さん、宏池会の人ですけどね。もともとリベラル派と言われた谷垣さんですけども、これはあの…このままほっといたらですね、まずいと。
それに、来年に迫っている参議院選挙に影響が出てくると。で、内閣支持率下がる。だから早く処分しなきゃいけないってことで、素早い処分になった。それは間違いない。
あ~なるほど、そういうことだった…
で、安倍さんと谷垣さんの関係も今ちょっと…
いや元々はね、そりゃ違う派閥ですから。
考え方も違う…
違うんですけども、一応今は安倍体制でしっかり一枚岩になってるように見えたの。だけど安倍さんに近いところから本音という形で、こういうね、マスコミを懲らしめるみたいな話が出てきて。
これもう憲法21条、基本的人権、言論の自由、表現の自由に真っ向から反するようなことを堂々と言って、しかも記者に漏れることがわかっていながら本音を言ってる。
これ勉強会ってもともと安倍さんを応援するために選ばれたことなんですよね。
そうですね。
だから完全にその逆になっちゃったという。あの、小泉進次郎さんがテレビ出ないっていうのは、メディアはやっぱ権力であるから、ちゃんとその政治っていう権力を監視してほしいから、自分はテレビとなあなあになりたくないからメディアにあんまり出ないっていうんですね。
ほぉー
へぇ~
だから、比べるとだいぶ志が違うなあとは思いますよね。
権力者の表現の自由とは
あのね、ちょっといいですか。根本的なこと1つ言いたいんですけどね。
自民党という権力をもっている政党の議員の表現の自由と、国民の表現の自由は違うんですよ。権力をもってる人がね、そんなこと言っちゃいけないわけじゃないですか。

うんうん。
我々はね、名誉を毀損したり、人を貶めたりするようなことのない限り、何でも言えるわけじゃないですか。ここでも言えるし。
だけど、政治家というのはやっぱり権力を握ってるわけで、権力を行使できる。そういう人はやっぱり…わきまえて、言っちゃいけないことはあるわけですよ。
それを言っちゃったわけですよ今回。今回はファールしちゃったわけです。線を越えちゃった。そこがやっぱりね、問題なんですよね。
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