
ワイドナショーでも活躍中の社会学者・古市憲寿さんとともに、少子化を考えるシンポジウムに小泉進次郎さんが登場するということで、松本さんが番組で述べた「一夫多妻制」という持論をぶつけた東野さん。
果たして小泉さんはどんな反応をしたのでしょうか…。
[スポンサーリンク]
小泉進次郎さんに取材
(5月10日放送のVTR)SMAPが結婚しないと嵐もしないしね。
ハハハ笑
結婚したからってファン辞めるみたいな、そういう考え方もやめないといけないんですよ。
だから結婚してたって「あたしにもお鉢が回ってくる」って…だから一夫多妻制につながるんですよ。
なるほど笑 これは…難しいなぁ。
(番組ナレーション)
内閣府発表の少子化白書によると、独身の若者の4割が恋人は不要だと言います。
そんな中、先月、政界のプリンス小泉進次郎さんが社会学者の古市憲寿さんさんらと、少子化や未婚化時代を考えるシンポジウムに出席。
ならば聞いてみたい。34歳進次郎さんは結婚や少子化をどう考えているのでしょうか。
いやーもう…会ってきましたよ、小泉進次郎さん。
ほぉー。この人もしかしたらもう…首相になるかもしれないでしょ?
まあ将来的にはそういうこともねぇ…
十分考えられますよね。もちろん人気もありますし。それも古市さんのおかげですよね。
いえいえ全然全然。別に僕、政治の難しい話するというよりも、ただのなんか…ご飯食べたりする友だちなので。
別にあんまり難しい関係でつながってるわけではないんですけど。
ご飯食べるだけって、「このフライよう揚がってるわぁ」とかそんな話ないでしょ?笑

ハハハ笑
「カラッとしてるわぁ」とかそんな話じゃないでしょ?もっと深い話してるでしょ。
日本のことを憂いたりとか…
「醤油、醤油かけてみ。醤油かけてみ!醤油いっかいかけてみ」
「醤油も合うわぁ!」
アハハハ笑
そんなんじゃないから笑
シンポジウム本番前
(東野が控室を直撃)ハハハ…緊張してる。
お前ちょっと違うぞ。
失礼しまーす、こんにちは。あの…
こんにちは。
(ほっとした様子で)誰なんですか。
あれっ、どうしたんですか。
どうしたんですかじゃないですよ笑 少子化に関するシンポジウムでしょ?
すごい真面目な。
今日は一応、小泉進次郎さんがいらっしゃると聞いたんで、僕ものちほど質問しますんで、あの…当ててもらうようにうまいこと…
わかりました。
機嫌はいいんですか?進次郎さんは。
全然たぶんいいと思いますよ。ちょっと挨拶します?
マジですか!? 大丈夫?だいじょぶですか?
ちょっとわかんないです。ちょっと呼んできます。
ちょっと聞いてください。ダメやったらダメでいいんですよ、ぜんぜん傷つきませんから。
(クスクス笑うフタッフに)いやだって…後の総理大臣になるかもわからない方ですから。
(ドアをあけつつ)…なんかワイドナショーの代表として来てくれたみたいです。
(登場した小泉さんとがっちり握手)あー!どうも…

こっちから行くんじゃなくて普通に出てきた!
たぶん僕の兄がお世話になってますよね。番組とかで。
はい、何回か共演しましたけども。僕のこと知ってるんですか。
もちろんですよ。
ありがとうございます笑 あの、ワイドナショーっていう番組ってのは…知らないですかやっぱり…日曜なんです。
あんまり見てないですねー。
ダウンタウンの松本さんを中心に、いろんなニュースとか、えー真面目なテーマについて真剣にお話する番組なんですけど。そこで古市さんと…
いつまでも握手してるな。
(握手のせいで進行しにくそうな東野を気遣う)これ手、放しましょうか。
いえいえいえいえ。
いやなんか…政治家の握手ですよね。この両手な感じが。
いやいやいやいやもう…(議員バッジを見つけて)これが…うわすっごいですね!あとで個人的に写真1枚撮らしてもらって…
ハハハハ笑
僕でよければ。
いえいえいえいえ。(やっと手を放す)今日はよろしくお願い…あの、質問もさせていただきますけど、ざっくばらんな質問とかでも大丈夫でしょうか。
なんですか今日は。
今日はだから少子化に関するシンポジウムで、あの…ちょっと「どう思ってるんですか」とか。
そういう問題を扱う番組なんですか?
はい。僕もあの…タレントでいろんな番組をして、最終的にこういうふうになりました。
ハハハ笑 こういう風にって、そんな風に?
昔はほとんど全裸だったんですけども、はい。
ほとんど全裸…笑
はい。いやいや嬉しい限りですよ。あっ…もうそろそろ始まるんですか。
じゃあ今日はぜひシンポジウムを見ていただいて、番組で使えることがやれたら…
もちろんです、もちろんですよ。よろしくお願いします。(再び握手)
やっぱり、これから日本の一番大きな問題ですから。
はい。
東野さんみたいに、政治家がなかなかリーチできない…視聴者と…届けられれば。皆さんの力ですから。
いえいえこちらこそ、あの…応援しております。
基本ずっと手つないでるやんか笑
立候補よろしくお願いします!
いえいえそんなことないですけども。
手つないでますね彼ら。
あの…本番よろしくお願いします。
よろしくお願いします。
恋人同士でもあんな長いこと手つなげへんのに。
本番スタート
シンポジウムの予定時間は1時間半。
ちなみに進次郎さんは今年で34歳ですが、独身でいらっしゃいます(会場から笑い)。
進次郎さんに質問できるのは、最後10分間の質疑応答タイムと、シンポジウム終わりの待ち伏せ取材。
記者東野、どこまで切り込めるか。
進次郎さんは結婚願望あるんですか?
ありますよ。したいですよ。
そこはあるんですね。
最近(結婚について)言われることがあまりにも多すぎて。もう今、政府の会議でも言われるぐらいですから。
「それでは、少子化対策は小泉進次郎政務官に早く結婚してもらうことで」って終わるんですよ。すごい世界でしょ。
ま、世の中だったらどういうふうに受け止められるのか知らないけど、僕は今少子化対策の大きな柱の1つに、第3子支援ってのが誰でも言うんですけど、僕は第1子だと思ってるんです。
この第3子支援を1子支援の方向に変えていきたい。なぜかというと、これもほんと自分の主観が入りますけど、独身で結婚していない僕にとって、第3子以降重点支援しますっていうのはメリットにならないんです。遠すぎるんです。
結婚もしてないし、子どももいない…

結婚のステップ、第1子、第2子、ようやくかと。第1子の重点支援とその前の結婚の支援をどうやってやって、まず第一歩のところで歩みやすい環境を作っていくかって方が大事で。
(開始1時間後 質疑応答タイム)
会場からじゃあ質問ある方は…質問をいただきましょうか。
はい!
フフフ笑 だいぶ元気な方から。
よろしくお願いします。フジテレビのワイドナショーという番組から来ました東野といいます。幸せな家族の、今ご自身が考えてる家族構成とか…
何か刺さることありましたか?
ありました。
何が刺さりました?
すべて刺さりましたけど…
聞いてなかったんじゃないの笑
前園さんと変われへん笑
いやいや、小泉さんと古市さんはいくらしゃべったとて「あ、独身だからわからないかー」っていう…
結局そこっていうね。
やっぱそこですよね。
はい。
僕自身、幸せな家庭の姿ということですけど、やっぱりこれは自分が育ってきた環境ってのは大きいと思います。本当に、父のような父親になりたいですね。
ふーん…お子さんは、やっぱり兄弟2人…
やっぱり兄弟は欲しいなと思います。僕は兄が3つ上にいて、兄がいてくれたお陰で助かったところもいっぱいあるし。
面白いのは、たいだい小学校や中学校ぐらいまでは、本当にケンカばっかりなんです。で、一緒に畳の部屋で布団並べて寝てまして、親がいなくなるともう殴り合いが始まるという。
そういった状況だったんですけど、不思議なことに、どういったことがきっかけでケンカが止まり、親友のようになるかというと、だいたい恋愛の問題なんです。
ほぉー。
それで2人で親には言えないことを共有する、秘密を共有する仲間になった瞬間に、これは兄弟関係変わるんですよ。
もうケンカなんかしてる場合じゃない。2人で助け合っていこうなと。
じゃあご自身としては男兄弟2人が理想なんですか。
理想かどうかはわかんないけど、イメージとして湧くのが自分の兄弟関係なので。本当にそれはもう…兄がいてくれて良かったと、そう思いますね。
わかりました。ありがとうございます。
[スポンサーリンク]
終了後さらに直撃
お疲れさまでした!大変勉強になりました。お疲れさまでした。どうぞ、こちらでいいですか。こちらです。
どうですか、本当によくおっしゃってましたけど、結婚はいつするんだとかいろいろ言われて、ほんとに面倒くさいでしょ正直。いろんな方から…
しょうがないですけどね。もう「お前の仕事は、いろんなことやってるだろうけどまずは結婚だ」とかいうね、こともよく言われたり…
先輩方からよく言われると。
ええ。まあこればっかりはね、ご縁ですからね。
ご縁です。そこで、ダウンタウン松本さんの意見を、一応まぁぶつけさせていただきますけど。少子化問題対策の一番いいのは一夫多妻制であると。
ハッハッハ笑
これ真剣におっしゃってて。それについてはいかがでしょうか。

じゃあ松本さんと東野さんが真剣に行動を移せば、まず説得力生むんじゃないですか?笑
ちょっと待ってくださいよ。そんな返しありますか笑 やっぱダメですか一夫多妻制ってのは。
まず前提として、日本はできないですからね。
すいません。
だけど、できないことも含めてアイディアを投げてもらうことで、イノベーションとか新しいアイディアが生まれますから。
そうですそうです。
松本さんがそういうアイディアと信念をお持ちであれば…だんだん、振っといて…そろそろ…笑
いや僕もね、言いながら「これ小泉さん、答えようがないよな」と思いながら笑
そして他にもいろいろ様々な問題がですね…我々も番組でやってるんですよ真剣に。
真剣でしょ?何個か聞いていいですか。
どうぞ。
(「酒鬼薔薇聖斗」元少年A手記の波紋)
今回のこの件に限らず、日本って被害者と加害者となった時に、被害者がもう顔も…被害者の家族とかね…
さらけ出されますね。
さらけ出されて、加害者側が守られてる側面って、おそらくみんな思ってることじゃないですか。それっておかしいですよね。
おかしいと思います。
それで、加害者側の考えとかが世の中に発信するチャンスはあって。だけどその被害にあった側がもう命を失ってしまったら、その言葉さえ発することができないわけですよね。これってやっぱりおかしいんじゃないですか。
(来年夏の参院選から施行「18歳の選挙権」)
参院選から18歳で選挙権っていうことですけど。
これこそね、東野さんや松本さんの協力が必要だと思いますね。
ありがとうございます。
学校とかで、これから…18歳ってことは、高校生が投票するってことですよ。
はいはいはいはい。高3でしょ?
高3ですよ。で、高3の中でも投票できる人と投票できない人が出てきますよね。18歳と17歳がいますから。そういった中で学校でどういった教育をするのか…
いいことなんですか?
いいことなんですよ、18歳で投票できるようになることは。
ただ、これダウンタウン松本さんの意見なんですけど、アホな奴が選挙に行くからおかしな事になるっていう意見も。
ハッハッハッハ…いやそういうことを言うな笑
それは今までも投票結果を見て、また今の日本の現状を見たら、今までが本当に利口な投票行動だったのかと言えば、20歳以上であろうと…

ハッハッハ そうですね笑
あーやっちゃったっていう結果だってあるわけでしょ?
はい、なります。
だから僕は、18歳が投票できるようになって、たいして考えてない人も投票できるんじゃないかとか、それは全く…大人が、自分たちが利口だと思い込んでて、18歳19歳が利口じゃないという観点ですよね。
はい、すいません。
東野さんが謝るんじゃなくて笑
いやほんとそうです。その通りです。だから…
だって何歳だって投票しない人はしないし、何歳だって…申し訳ないけども、ちょっとどうかと思う人はどうかと思うし。また素晴らしい人は素晴らしいから。年齢じゃないですね。
これ(18歳選挙権)はそういう意味では心配はしていないと。
だから一方で権利が与えられる以上、社会人として、大人としての責任・義務、こういったものは果たしてもらえるように、しっかりと説明しなきゃいけないですね。
わかりました。我々もうちょっと説明していきます。
松本さんの印象は?
えーちなみに、ダウンタウンの松本さんの印象みたいのはどういう…ありますか?テレビ見てて印象…
最近、体鍛えてるなぁってのが…
そうですそうです。
あと僕、松本さんがやってる番組で、ものすごい変わった場所に旅行行ったりとか…
あっ、はいはい。
あの番組大好きなんですよ。別の局ですか?
別の局ですけど…もし出演のオファー来たら…もしもスケジュールが合えば、行かれることも十分考えられるんですか。
ないですね笑
ハッハッハッハ笑
そういうのは政治家は出ちゃダメ。
ダメなんですか。このワイドナショーは一応こういう地味なニュースもやってるんですけど、これも無いですか。
まぁ、こういうのは…政治家が入らずに政治家のことを好き勝手言う方が、たぶん視聴者が楽しいんですよ。
なるほど。
政治家が出て「なんとなく今日の東野さん松本さん、ちょっと政治家出てるから…ちょっと気ぃ使ってるなー」とかない方がいいんですよ。
そこはね、だいじょぶです。全く気を使いませんから笑 でもね、もしも時間が合えば来ていただきたいと思いますし、今日は本当に貴重なお時間ありがとうございます。
いや面白いお時間を…
いえいえいえいえありがとうございます。
ありがとうございました。握手の型が様になってますね。
いやもう…
またぜひ、いろいろ聞かせてください。
ありがとうございます。
どうも今日はありがとうございました。
ありがとうございました。
保育園のための偽装離婚も
どうもありがとうございました。わざわざ貴重な時間をね、いただきまして。
えーいろいろお話うかがったんですけども。一夫多妻制とか、えー選挙に関するお話…松本さんが言ったことをぶつけたんですよ。
違うよ。いろんな話の流れがあって言うてんのに、そこだけ切り取って言うなよ。俺アタマおかしな奴みたいやないか。
アハハハ笑
一夫多妻…だから少子化を解決するのは、ね?古市さん、おっしゃってましたよね。
ま、でも…言ってた記憶あります。
ハハハハ笑
ですよね。
正直あります。
ま、いろいろあってね…でも面白かったわ。

コメントも隙がないというか、もうちゃんとした…
ああいう立ち話じゃなくてほんまはもうちょっとね、あれやな。もっと長時間しゃべったらもっといろいろ聞けたし…
教えていただけたんですけど。
うん。
同い年だったんです僕と。34歳同士の。
へぇ~!
ライバルできましたね。
なにそれ笑
これから二人三脚で頑張っていきたいと思います笑
それご本人に言うたら「そうですね、頑張って行きましょう」って普通に言いますから。
すごいできていらっしゃる…
できていらっしゃる方なんですよ笑
ハハハ笑
少子化のシンポジウムで一番びっくりしたのが、あの…保育園に入るために、今すごい人数待ちじゃないですか。で、やっぱり稼ぎが少ないとかそういう人とかどんどんどんどん優先されるから、偽装離婚する夫婦がいてたり…
えっ!?
そうなんですよ。ほんと保育園が足りないから、基準がいろいろあるんですね。シングルマザー優先とか。
そっかぁ…
びっくりするでしょ?
だから離婚したらシングルマザー扱いになるから、もう法律上は…離婚するという。
すごいことでしょ?偽装離婚すんの?って。
なんか…弱者を装うというかね。
本当はその人も事情があって…保育園が足りないことがそもそも問題だと思うんですよね。
そこまで切羽詰まった状況になっちゃっているってことが問題なんですよね。

だって本当は離婚なんてしたくはないですもんね、進んでは。だからもう子どもが別に好きなわけではないですけど…なんか客観的に見てあまりにも異様だなぁっていう。
もう(子ども)好きでいいん違いますかね。
ここまで行ったらもう好きだって言った方がいいんですかね笑
ほんま一番好感度上げなきゃいけない時期でしょ?
そうそうそうそう、好感度…
こないだは「子どもは猫と一緒だ」って。
[スポンサーリンク]