ワイドナショー画像 市川紗椰 「仕事は見て盗め」は「教えてあげない」という意味ではない 2015_06_14
6月14日のワイドナB面では「仕事は見て盗め」という言葉がテーマに。多彩な意見が出て飽きない流れでしたが、この日もっとも「あぁ~」という声を集めたのは初登場のゲスト市川紗椰さんの見解でした。

仕事を盗むのが上手な人は実は教わり上手であるという考えを受け、「見て盗め」と「教えない」は別の概念だから遠慮なく教えてもらえばいいはずで、これらはペアだとネガティブに捉える人には、それが原因で教えてくれないという、明快でありながらも奥が深い意見を展開してくれました。

松本さんとワイドナB面MCの佐々木恭子アナに加え、市川紗椰さん以外にもゲストの坂上忍さん、武田鉄矢さん。スポーツの学び方という面から前園真聖さんも参加します。


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ダウンタウンは紳竜から盗んだ

佐々木:

(視聴者からの声を紹介)
「仕事は見て盗めという指導法が議論されています。確かに見て学ぶこともあると思いますが、ちゃんと指導してほしいこともあります。
みなさんの意見が聞きたいです」ということなんですけれども。

松本:

ハハハ(苦笑)

市川:

(難しいテーマだという表情で首を傾げ顔をしかめる)

佐々木:

やっぱり育った時代の価値観が違っているので「見て盗めない」と。ちゃんと教えてほしいという新人からの要望がとても多いそうです。

松本:

難しいですね。職種にもよりますけどね。

佐々木:

漫才は教えられないといつも松本さんは言ってらっしゃいますよね。

松本:

そうですね。でもどうかなぁ…なんかね、あんまり良くない先輩から変に教えられると、知らなくていいことまで覚えちゃうということがあるかもしれないですね。


ワイドナショー画像 松本人志 教える人が多すぎても逆効果。教わる側が逆指名できればいい 2015_06_14

佐々木:

ふーん…

松本:

だから「この人のこれを勉強しよう」とこっちから逆指名できればいいですけど。
誰でもかれでも教えられてきたら、いらん情報まで覚えちゃいそうで怖いですね確かに。

佐々木:

松本さんは誰かを見て盗んだみたいなことってあるんですか?この人のこういうところを…

松本:

僕はやっぱり紳助・竜介さんでしょう。


島田紳助・松本竜介1970年代~80年代にかけて活動したお笑いコンビ。リーゼントにつなぎという不良スタイルで漫才ブームを牽引。

佐々木:

へぇー。

松本:

やっぱ漫才ブームのド真ん中で、高校生の時に出会って人生変わりましたからね。

佐々木:

なんか例えばそれが…どう生かされたんですか。

松本:

デビューして半年、1年ぐらいはもうほぼコピーに近い感じで回してましたね。

坂上:

へぇー!

佐々木:

オリジナルなネタができる…

松本:

ネタは自分たちで作りましたけど。でもなんでしょう…呼吸というか間というか。やっぱり…そうでしたね。

佐々木:

どんな練習するんですか。もっとツッコめ、もうちょっと早くとかそういうんですか?

松本:

どうしてましたか…でも公園で2人でやったりしてましたね。

佐々木:

へーそんな時代があったんですね。

松本:

ありましたねー。

佐々木:

公園で浜田さんと…

松本:

はい。でも「この人から学びたい」と勝手にこっちが決めて吸収するもんだとは思いますけどね。




「教えたくなる子」でいてほしい

佐々木:

坂上さんはいかがですか?この見て学ぶ…

坂上:

僕は基本的には、仕事は見て盗めと思いますけど。
まぁでもねぇ…正直それもう無理です。ある程度導いてあげないと。僕、大っ嫌いなんですけどねそういうこと。
ほんと指示待ちの子が多いので。うちの会社だけかもしれないんですけど、まー待つ。

佐々木:

自分で考えて先々やらない…

坂上:

やんないです。ボケ~っと突っ立ってます。いつまでたっても。

松本:

ハッハッハッハ笑


ワイドナショー画像 坂上忍 仕事は見て盗むものだが、教えて欲しいなら教えたくなる子でいてほしい 2015_06_14

坂上:

だからその時は、こうやってこうやってこの時はこうやってって…今なんで何もしないで立ってんの?こうなってんだったらこうやってやれることない?探せない?って言うと、「あっ」て言ってそれで覚えて行くというか。

佐々木:

ふーん。

坂上:

それで覚えてってくれりゃいいんですけど。
「ちゃんと指導してほしいこともあります」って言うんだったら、教えたくなる子でいてほしいですよ。

武田:

はいはいはいはい。そうそうそうそう。

坂上:

言う気にもならない奴とかいるから。

佐々木:

すぐ口ごたえとかあるんですか?

坂上:

いやもう…生意気とかそういうの関係なく、なんかその子のひたむきさとか、不器用だけど一生懸命やってたら「余計なお世話だけど、ここ…こうやってみた方がいんじゃない?」って言う気になる子いるじゃないですか。でも言う気にならない子もいますもんね。

武田:

うんうん。




先生を見つける能力が左右する

佐々木:

あります?武田さんそういうの。

武田:

それがもう才能ですよ。人生は最初に…また加護ちゃん(のDV被害の話題)に戻るわけじゃないですけど…

松本:

今日ずっと加護ちゃんがこのへんにふわふわふわふわしてますけど笑


ワイドナショー画像 松本人志 坂上忍 市川紗椰 武田鉄矢 加護ちゃんがふわふわしてる 2015_06_14

武田:

オレほんとに思うんだけど、殴られる奴と殴られない奴って、先天的に決まってるような気がするの。殴られる奴って本当に殴られるの。
でね、暴力事件に巻き込まれるやつってね、子どもの時から暴力事件に巻き込まれてんの。
あっこれは男の友だちだよ。加護ちゃんを1回横に置いといてくれる?
でね、不思議と暴力事件を避けるクセのついてる男の子は、一生ずーっとうまいこと…なんかそういう気がするんだ。

松本:

うーん…

武田:

で、「仕事は見て盗め」っていうよりも、先生を見つける能力」っていうのが人生にはあるみたい。

佐々木:

はぁー。

武田:

すれ違って行く人の中で、まぐれでも何でもいいんだ、「こいつオレの先生にすっか」って。
でね、その先生を見つける能力の高いやつってね、伸びるの早いのよ。
それはね、1回先生を見つけるコツつかむとね、どこに行っても必ず先生探すの。

酒場に行ってもね、酔っぱらいの変なおっちゃんをね、大将っつっておだてて、けっこうタダ酒飲めたり、そのおっさんから含蓄のある言葉を聞いたり。

学力の方の勉強と、社会に出てからの仕事の勉強っていうのの違いはそれで、社会に出てからの戦いは教科書を自分で作んなきゃいけない。

佐々木:

そうですね。答えないですもんね、日々の選択にね。

武田:

うん、そう。
オレもいろいろ習い事してるのよ。それは仕事とは違うけど。あのね、先生って呼ぶとみるみるその人が先生になっていく。

佐々木:

ほぉー。

武田:

人は良い先生からものを教わるんじゃないんだよ。先生と呼んだ人からものを教わるんだよ
だから、教育者の資格がない人でも先生って呼ぶ。そうすると、無限の叡智が彼らから私に流れ込むっていうことはあります。


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「教えない」という意味ではない

佐々木:

市川さん、今日いちばんお若いですけど。「なんかもっと教えてほしいのにー!」とかあります?

市川:

いや、そんなにない…それこそ、たぶんこの「仕事は見て盗め」っていう言葉って、たぶんベテラン…自分にいる先輩とかを見つけて。
何も教えないよって意味は特に入ってないじゃないですか。なのでなんか…これ言われたところでネガティブにとっちゃってるからこそ教えられてもらってないんだろうなって思いますね。


ワイドナショー画像 市川紗椰 「仕事は見て盗め」をネガティブにとらえるから教えてもらえない 2015_06_14

武田:

あー。

松本:

あぁ~!

佐々木:

もっと積極的に行けばいいかもと。どうすればいいですかとか。

市川:

なんか…そういう意味じゃないなって。この言葉って…「仕事見て盗め」って「教えないよ」って意味じゃないんじゃないですか。

武田:

あー深い深い。

市川:

そうとっちゃってる時点でそういうことなのかなと思ってて。

武田:

「仕事を見て盗めって言うけど、「私ちゃんと教えてほしいんです!」って言う子は何も教えてもらえないっていう…なんか愛嬌がないよね、言い方にね。
それよりも呆然と「わかんな~い」って言ってる方がまだいいよね、なんかね。




直接会わない先生だっている

佐々木:

前園さんはなんか…サッカー選手ってどうなんですか?

前園:

僕も見て盗んだほうなので。
あの…サッカーやっぱ難しいんで、基本的なことは教えられますけど。

あとはもう相手があって、こっちが想定してても違うことが起こるスポーツなんで。そこでやっぱ自分で考えるってことがすごく大事なんで。

全部与えちゃうとたぶん…それで終わっちゃうんで、自分で考えることがたぶん大事で。
何か盗みたいっていう向上心がたぶん…そういうことにつながるんじゃないのかなと。


ワイドナショー画像 前園真聖 サッカーは相手が想定外の動きをするので自分で考える能力が必要 2015_06_14

松本:

ここは誰、ここは誰みたいなやり方な感じですか?

前園:

はい。ポジションはそれぞれ決まってますけど、でも相手がこう来るだろうって思ってても、そう来ないのがやっぱサッカーなんで。

その時の状況判断で自分がどう動くかとかということをやって行かないといけないから。
それこそ僕は指導の時は、ほとんど答えは言わないで、逆に選択肢を与えて考えさせる方が多いですかね。

佐々木:

前園さん誰から学んだんですか?

前園:

僕はマラドーナですね、プレーは。

佐々木:

わぁー。

松本:

えっ!? 直接?

前園:

いや、間接です。

松本:

キッスみたいに笑

前園:

その映像だけで…はい。

武田:

面白いねーでもねー。体育会系の人は面白いねそういうのはね。

佐々木:

直接じゃなくても先生は見つけられるってことですね。

松本:

マラドーナなんや。


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