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視聴率ならぬ「視聴熱」
テレビの人気を計る新たな指標、その名も「視聴熱」が今、話題になっています。視聴熱とは、テレビ雑誌「ザ・テレビジョン」が立ち上げたもので、ツイッターのつぶやき数などの集計をベースとして、ザ・テレビジョンがあらゆるデータを独自に調査。
今熱いテレビ界のトピックスを分析したものです。今年はどんな高視聴熱番組が生まれるのでしょうか。
さ、テレビの新しい…えー視聴ですよね。視聴熱でございますけれども。ちなみに最新の視聴熱ランキングっていうのがありまして。

えーこちら、バラエティでは「嵐にしやがれ」「踊る!さんま御殿!!」「ほんまでっか!?TV」などが高いということでございます。あと、こちらもう一個…ドラマの方もあるんですよね。
ドラマは「カルテット」「嘘の戦争」「逃げるは恥だが役に立つ」など、えーリアルタイムの視聴率と、あとタイムシフトであったりとか、あとSNSとかの…ま、ま、総合的な判断。新しい判断でございますけど。
バカリズムさんはどうなんですか?脚本も書きますけれども、やっぱり視聴率ってのは気にするんですか?
そうですね。あの、毎回あの…オンエア後に僕の所にプロデューサーから視聴率が送られてきたり。
へー。
脚本家のバカリズムさん…
の場合は。
複アカで組織票も
でもこれ、視聴熱って…視聴率と併せて参考にする分にはいいと思うんですけど。アカウント数イコール人数じゃないんですよ。要は1人で何個もアカウント持てるし。
主役のタレントに熱狂的なファンがいたら…
いたらいくらでも、だいたい…もう結構、皆さん…だいたい何個か持ってたりするんですよ。で、もう作ろうと思えばたくさん作れたりするから。

うーん…こっちに偏り過ぎると…
なんかあんまりここを取り上げるようになっちゃうと、ちょっと偏りが出てくるし、多少…なんか調整できちゃうものなので。
組織票的なものが。
できちゃうんで。
あーそうなんだ。
でも何となく…テレビっていうのはスポンサーがいてて、スポンサーの商品を買ってもらうために、若い人に見てもらうってことで言うと…
そうですね。
こういうふうなSNSであったりとか、なんかこう…あと追っ掛け再生じゃないけど、見てる若い人はなんかこう…前のめりになってるような気はするんですけど。
これを若い人が知っちゃうと、じゃあ自分が好きな番組、好きなタレントのためにたくさんつぶやこうとか…なっちゃうんですね。
なるほど。
じゃ数字の方の…ほんとか?っていう。
1人の熱がやたら熱いとかも影響しちゃうんで。なかなか難しいは難しいですね。
うーん…
そこやっぱ…脚本家で視聴率が来ると、やっぱりあんまり気にしないですか?一応気にする?
いい時は気にするけど、悪い時は気にしないようにと笑
指標は多い方がいい
ヒロミさんはいかがですか?視聴熱でございますけど。
まぁでも、だから…そういったように…なんつーの?意思でできちゃう部分もあるから、言わないでずっとこれやってて、何となく裏でね、こう…してたら…
そうですね。こっそりやればよかった。
こっそりやってたら、ま、ま、ある程度ちょっと誤差はあるだろうけど、何となくこう…こういうのが興味があるんだっていうのは…わかるような気はするけどね。

あとなんかそういう…最近のネットニュースっていう問題もあって。これ松本さん、ドラマが毎回毎回視聴率がね、ネットニュースで出てきて、数字が悪いとかどんどん下がってるとかいうネガティブなニュースがどんどん出てきたら、役者の人も出るのがちょっと嫌に…
まぁ…テンションも下がるし、どんどん悪循環になってくこともあるよね。
この番組で何度かしゃべってますけれども。やっぱりその…数字以外の指標とか。
まぁ指標は1個でも多い方がいいとは思いますけどね。ま、そのうちのもう1個、もし俺が付け加えるとすれば、ボリュームっていうのも、1個…加えてほしいな。
あー。
ほとんど音消してるだけの人もいますからね。ボリューム視聴…何つうんだろうねこれね。聴取率みたいになってくんのか?
大きい音で聞いてる方が…
ちゃんとね、見てない人いるんですよね。
つけててね…
この番組でもおっしゃってましたけど。サウナで鉄腕DASHやってたんでしょ?
鉄腕DASHをね、あのこう…やってて、サウナのテレビで。で、おっさん20人ぐらいこう…ひな壇みたいなとこに座ってましたよ。誰一人表情を変えてなくて。

ハハハハ笑
暑いから。
真剣に見てたんです。
あれは音ないじゃないですか。
暑いから暑いから。もう生死の境をもう…ずっとこう…さまよってる。死んじゃうんだよおっさんたち。
でも、ほんとにテレビ見たくて、声って気になるじゃない。
声ってほんとは気になるはずなんですよ。
そういう意味で言うと、ボリュームの数値化っていう…
っていうのも、1個…僕は。
それが全てじゃないけど。
もちろんもちろん。
指標がね、色々ある方がいいですよね。
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面白いけど数字が悪い
これは絶対あった方がいいですよ。僕ね、昔フジテレビが…もう20年弱前なんですけど。あの…「シベリアタイガーを追え」っていうドキュメンタリーを、関テレ制作なんですけども、スポーツの人間が作ったんですよ。で、素晴らしいドキュメンタリーだったの。

面白かったんや。
面白かったんですよ。もうシベリアタイガー…でっかくて。とにかく生態系から…もうやっぱり…なんだろな、ロシアにいる兵士とか食べちゃったりするんですよ。
で、なんかその残骸とか生々しく見てて、あれほんとに良かったねっつったら、すごいお金使ったらしいんですよ。
はーはーはー。
で、またやってよっつったら、もう僕クビになりましたって。ま、クビっていうか異動になっちゃったんですよ。なんでかっていうと、お金をたくさん使い過ぎて、数字全然取れなかったんですよね。
飛ばされちゃった?
飛ばされちゃったの。だから、こういうのがあると、これは視聴率とは違ってクオリティーの部分じゃないですか。
(長い話に苦笑)
だから…何が言いたいかっていうと、クオリティーが高いけども数字が取れないものっていうのは…松本さん、実際あるんじゃないんですか?
えっ?ごめんなさい、聞いてなかった。
ハッハッハッハ笑

しっかり聞いてたでしょ笑
クオリティーの判断を…
今ね、途中でね、なんか松本さん舟漕ぎ出しちゃうんでね。
違う違う違う笑
絶対聞いてないなと思ってね。
フォローするわけやないですけど、あの…僕もそうなんですけど。めちゃめちゃおもろいなと思って、このテレビおもろいと思って…数字聞いたらめっちゃ悪いんですよ、だいたい。
あ~あるあるあるある。
だいたい、俺らが面白いと思うのって、結構数字悪いんですよ。
けっこう悪いんですよ。
悪いねー。
これががっかりするんだよね。
その指標もあった方がいいんじゃないですか?
いや…わかんない。世の中の方と合わないっていうことじゃないんですか?
そう、そう。
ずれなのかな、ほんとに。
司会者は残忍
どうなんですか?バカリズムさんとかは、自分でこう…なんか例えばテレビの中で天下取ってとか、頭張ってやっていこうみたいな気持ちが…俺、あんまり感じられないんですよ。
そうです、ないですね。
それないの?
あの、自分が好きなように仕事できて、生活できれば。
ほぉ~。
そこ…
そんなにないですね。その…ゴールデンでメインで司会やってとかいうのは…ま、もちろんお仕事が来れば、喜んでやらしてもらいますけど。それが絶対やりたいとかいうことでも…

へぇー。
でも、メインで司会…こんなんできる人間って、俺だいたいこう…何人か挙げていくと、全員残忍だよね。
ハッハッハッハ笑
残忍な人間がこう…
残忍じゃないとできないですね笑
なるほど。
松本さん絶対ここ(ワイドナショーのMC)できませんもん。優しいから、全員の話を聞くから。
いつまでたっても、だらだら終わらない。
アッハッハッハ笑
あ~俺、ヒロミも無理やと思うなー。やっぱ優しいねん、言うたって。
いや俺も無理だよね。無理無理。

残忍ではないねん。(東野を指差して)もう…残忍やんか。
バサッ!てありますよね。
ま、心ねぇからな。
心ねぇから。
ないからな。
全然…熱のない話になってきました。
ハハハハ笑
ある意味、熱あるわ。
視聴熱や言うてんのに。
まぁでも…そうか。
バカリズムの居場所
別にそういうんじゃないんだ、タイプ的に。
ないですね。昔だったら、例えばゴールデンでコント番組ができたりだとか、好きなようにできたりっていうイメージだったんですけど。

今そういう感じでもなくて、好きなことをやろうと思うと、また別の場所で…深夜だったりだとか。で、僕は、自分がやりたいなって思うこととか、作品を発表することはできてるんで。
うんうん。
そこで見てもらえればっていう。そこからたぶん変わってくるのは、司会者になりたいかどうかの問題だけだと思うんですよ。
なるほどね。
やっぱりそれで司会者になることが成功な人は、たぶんゴールデンでどんどんやっていくと思うし。そこが最終的なゴールじゃない人はまた…
自分の中の居場所を見つけるという…テレビの中で。
っていう時代になってきてる気はしますね。
はい。
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