ワイドナショー画像 ヒロミ 最近の司会者は下手 2015_01_11
「最近はテレビのMCがつまらない」と熱く語るヒロミさんが登場です。テレビの画面を通じてだとあまりわからない「編集の向こう側、スタジオの雰囲気作り」の話はとても興味深く感じられました。

最初のうちは、饒舌に語るヒロミさんに対して、正直「自分だって浦島太郎みたいもんじゃねーか。偉そうに語りやがって」と感じていたんですが、ヒロミさんの一言一言が実に的を得ていて、次第にうんうんなるほどと頷いている自分に気づきましたね。

メンバーはMCの東野幸治さん、レギュラーの松本人志さん、ゲストのヒロミさん、博多華丸・大吉さん、小倉智昭さんです。


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最近のMCは範囲が小さい

東野:

さ、えーヒロミさんは、やっぱこういろんな番組に最近ゲストに行かれること多いと思いますけど、何か感じることあるんですか。

ヒロミ:

えっ?なに、テレビに?

東野:

はい。なんかこう、番組のスタジオの雰囲気であるとか…

ヒロミ:

あの…最近行ってて、MC(=司会)下手だなと思うのは事実あるね。

東野:

へぇー。それは何をもって下手なんですか?ご自身の中の考え…

ヒロミ:

多少オレの中のMC像とかあったりとかするじゃん?


ヒロミ今までにメインMCとしてレギュラー番組を27本務めた。

ヒロミ:

で、なんかこう…いろんな人のとこ行くじゃんか。そうすると「あれっ?こんなんでいいんだ」とかね。
これほんとにね、(松本はゲストで)行かないからわかんないけど…


ワイドナショー画像 ヒロミ腕組 最近のテレビ司会者は下手になったと語る 2015_01_11

松本:

そう。俺はMCをあまりやらないから、そういう目でたぶん見てない…

ヒロミ:

見てないでしょ?だけど、オレら世代とかって変な話、多少こう…いろんなのが染み付いてる部分あんじゃん。先輩も見てたし。
それでいろんなとこ行って、いろんなやつのMC見てると「チッ、この野郎ほんとこれでいいのかな」とかって…

松本:

ハッハッハッハ笑 へぇーそうなんや。

ヒロミ:

いやいやいや、これは別にそいつらがなんとかって嫌いじゃないんだよ、嫌いじゃないんだけど。
オレ、テレビを面白くするのってやっぱMCってすげぇ大事だと思ってるし、こう1時間番組をさ、やっぱ3時間も回すわけじゃんか。
2時間3時間回して、いいとこ取りなわけじゃん。

で、僕らの時代ってやっぱそうやって撮ってたし、今、多少短くもなってんじゃん編集。ね?
あんまり無駄に撮ってもっていうのもあるし、やっぱいいものを短く撮れれば一番いいわけで。
でもムダ回しもやっぱ必要じゃない?

松本:

そうですね、はい。アイドリング…

ヒロミ:

アイドリングでっつうのと、そいからこう…スタジオがあったとしたらさ、全体を仕切れるMCと、変な話、ここ(=狭い範囲)だけでやるMCが多いの。

面白いこと言うんだよ?面白いこと言うんだけど、なんかここだけなわけ
こう全体をさ、例えば何十人もゲストがいたらさ、それをうまいこと巻き込んでやってくっていうのを感じないっていうのが…

松本:

俯瞰で見れてないっていうことなのかな。

ヒロミ:

そう。ここでは多少面白いこと言うのよ。
だから編集で…できたら、多少面白い番組になってるかもしれないけど、出てる人たちは、なんつーの?なんか、やった感ないわけ。

たぶん、やってる人たちって、ダウンタウンでもそうだと思うけど、番組って自分が面白いってことよりも、出た感じの雰囲気が、今日盛り上がったなとか…っていう合格点でみんな出してると思うの。

東野:

はい。

ヒロミ:

それがいかない時って、たぶん自分の中では「あれっ、今日ちょっと…」って。自分が面白いってことよりも、全体が盛り上がんない時の方が、たぶん落ちると思うのね。

東野:

調子悪いかなーと。

ヒロミ:

調子悪いかなーっつのは(東野も)あるじゃんか。
それがこう…わかってんのかなこの人たちとか。っていうのが、ほら話さないからわかんないけど、それはなんか…

東野:

感じるところが…

ヒロミ:

そう。昔の先輩とかって…オレはほら10年間休んでたからアレだけど。
変な話、こう小倉さんとか例えば司会だったりとかさ、ね?するとさ、なんかこう司会業とかちょっと違うじゃないですか。
それが、すげーちっちゃくなってるっていうのを感じる、ホントに。
だからテレビあんまり面白くねーのかなって思っちゃうの。


ワイドナショー画像 ヒロミ両手広げ 最近のテレビ司会者は小さな範囲だけで面白いことを言う 2015_01_11

松本:

うーん。

小倉:

今、ヒロミさんの話の時に俺のワンショットがドーンと抜かれて、やだよねー笑

松本:

俺かーみたいな。

東野:

でもヒロミさんのおっしゃってることはなんか小倉さん…

小倉:

わかりますよ。わかります。

ヒロミ:

わかりますよね、これはね。

小倉:

それはすごくよくわかる。

東野:

なんかこう、時代時代の番組のなんかこう…編集の仕方とか、雰囲気とか。

ヒロミ:

そういう作りなのかもしんないけどね。

小倉:

料理の仕方は上手いんだけど、しゃべってる人としか番組やってないっていう。
それの積み重ねで番組やってるバラエティー多いよね。




ダウンタウンの異質な番組作り

ヒロミ:

そう。だから、編集でたぶんうまく行っちゃってるんだと思うのよ。
だけど、番組のスタジオの雰囲気とか、こう…

東野:

なんかいいの撮れたっていう…

ヒロミ:

撮れたって感じの。それって感覚でやってるのって、このおじさん(=松本)なんてそうじゃん。ね?

東野:

そうですよね。

ヒロミ:

どんなけ番組の頭で空気を作ろうか選手権なわけじゃん?

東野:

はい。なおかつ浜田さんがもう巻きで巻きでやってるから。もう脅迫のように…

小倉:

ハハハ笑

ヒロミ:

ね?あのね、巻く浜ちゃん、伸ばそうとする松本っていうさ。その戦いの中に入って行くオレみたいなさ笑

東野:

ハッハッハッハ笑

ヒロミ:

だから面白いのよダウンタウンとやると。


ワイドナショー画像 ヒロミ&松本人志 ダウンタウンが司会の番組の収録は松本と浜田のせめぎ合いが面白い 2015_01_11

松本:

本当あいつはそうで。
で、俺はバーッてやりながら、俺は編集しながらやってんねん。
あっここ使われへんな、ここたぶんカットやな。でもあれがあるからこれがいいとか。
で、たぶん今まだ足りてないと俺ん中では。でもあいつは1時間番組を1時間でもう終わり!ってするんですよ。いやいやいや待てよーって。

華丸:

ハハハ笑

松本:

俺まだそんな調子出てないでー。

東野:

アハハハ笑

ヒロミ:

タイプはそういうタイプなのよ。ほいでさんざんそれやってるから面白れーなって見てたら、1回ショートした時あったよね。

松本:

あったあったあった。

ヒロミ:

短すぎるよっつって笑

松本:

途中スロー入れなあかんのんちゃうかって。

東野:

ハハハハ笑

ヒロミ:

それはそれで面白いのよ。

東野:

でもそういうタイプの司会者…

ヒロミ:

それはもう、すっげーエンジンのかけ方が違うから。

東野:

華丸大吉さんはダウンタウンさんのデラックス行くときの心づもりとか、今わかるでしょ?言ってる意味。

大吉:

あの、ほんとに最初出していただいた時は、ほんと狐につままれた思いでした。

松本:

ハッハッハッハ笑

大吉:

他の番組のゲストと全く違うので、作り方が。
あっという間に始まってあっという間に終わったので。あれ?夢だったのかなと笑
オンエアされるまで全く実感がない…

松本:

で、編集してないと思うよほとんど。

東野:

あの、見ました?ご自身がデラックス…

大吉:

見ました見ました。

東野:

どう編集になってたんですか。

大吉:

ほぼノー編集でした。

ヒロミ:

いやほんとに。

東野:

すごいっすよねー。


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今は半人前でもMCになれる

ヒロミ:

それはさ、それはそれでいいんだよ。
だけど、オレの中の…別に悪口じゃないんだよ。
どうせだったらテレビは面白いって…今さ、どこ行ったって「テレビつまんないっすよね」って言われることが多いじゃんか。ね?

だから、なるべくテレビとかって面白い方がいいなーとか思ったりするから。
でも自分が(ゲストで)行ってやってみると、意外に「あれっ、なんだなー」っつって。でもこの子たち…だいじょぶなのかなー。
もっと面白くできんのになー。面白くしないのかなーって思ったりするわけ。

東野:

面白くできんのに…


ワイドナショー画像 ヒロミのテレビ司会者論に東野幸治も感心 2015_01_11

ヒロミ:

だって、できんのに、時間なんかどうにでもこいつらがコントロールできんだから、MCってやっぱり。そういう立場じゃんか。

で、スタッフが出してきたものに対してさ、それをさ、多少なりともプラスで返さないとさ
たけぇ金もらってんだからさ。申し訳ねーじゃんか。

東野:

スタッフの発注以上のもんで納品するっていうのがプロの仕事というか…

ヒロミ:

でもオレらがこう出てる人間がさ、これつまんねーなーこいつらって思いながらやってんだから。で、終わったあとにオイオイこれだいじょぶなのって…
「ぉつかれっした!」なんて帰られるとさ、おいっ!おいっ!ちょっと来い!みたいな笑

東野:

気持ちになる笑

ヒロミ:

いや言わないよ。言わないけど、でも…

松本:

あの…そうね。だから、われわれ頑張って頑張って、なんか頑張った人たちがMCになってたから、僕らの時代はMCになった頃は、割と自分たちで好きにできてたんやけど。

今の人ってまだそこまで…ま、ちょっと言い方悪いけど、まだ一人前まで行ってない人もMCやったりするから、たぶん彼らもどうしていいかわかれへんね。

ヒロミ:

かもしんない。

東野:

先輩のゲストの方が来た時にどういうふうに…

松本:

なんなら、スタッフとの力関係が…

東野:

あっ!

松本:

下手したらスタッフの方が上なったりするよね。




松ちゃんはゲストで行かないの?

東野:

どうなんですか?松本さん、ゲストに行かないじゃないですか、番組に。
なんか(他番組)見ててとか…ま、あまり見ないとおっしゃってましたけど、個人的に行ってみたいバラエティー番組とか、そんなんはあったりするんですか。
ゲストに行くっていう…あっこの番組行きたいなぁとか。出たいなーとか。

松本:

んんっ!? ええっ!?


ワイドナショー画像 松本人志 他の番組にゲストとして出演したいかを聞かれ予想外のことに答えに詰まる 2015_01_11

東野:

そんなんあんまり考えないですか。

松本:

最近はでもだいぶ柔軟になってきたわ。

ヒロミ:

オレね、やった方がいいと思うよ。たまに出たら面白いって。
オレなんかね、ほんとにね、面白いもんね。こんな年になってるから。この年代だから。

松本:

そうなんやろなー。昔は絶対無理やったよね。

ヒロミ:

昔は無理だった。

東野:

ダウンタウンさんのルールの中の番組やってるから、違う番組行った時の違う番組のルール…あっこんなルールでやんねやっていう…

ヒロミ:

驚くようなルールあるもんな。

東野:

ありますし…

ヒロミ:

な?お前(=東野)なんかやっぱいろんなところでやってるからさ、アレだけど。

東野:

知ってるスタッフやったら安心しますけど、初見のスタッフで、なんか…びっくりするくらいできないスタッフに当たった時の緊迫感というか…

小倉:

ハハハ笑

松本:

それは新番とかの一発目とかあるね。

ヒロミ:

(松本は)MCとかずっとやってんじゃんか。
後輩がMC扱いで、自分ゲストで、多少ちょっと雑な扱いの時の自分っていうのを、けっこうオレは楽しんでんのね。

松本:

ほぉー。




華丸大吉「ひな壇にも良し悪しある」

東野:

華丸大吉さんはなんかあるんですか。いろんな番組にゲストで…

大吉:

ぜひ松本さんにはいろんな番組に出ていただいて、こういうやり方があるんだっていう…
お二人は(=松本とヒロミ)ひな壇とかって…ないですよね。

松本:

ひな壇は俺はあんまりないかな。

ヒロミ:

オレもね、ひな壇はないかな。

大吉:

僕らずっとまだひな壇にいるんで。ひな壇もやっぱいいひな壇と悪いひな壇があるんですよ


ワイドナショー画像 博多華丸・大吉 ひな壇にもいいひな壇と悪いひな壇があある 2015_01_11

ヒロミ:

ハハハハ笑 教えてください。

大吉:

いいんですか?言って。

ヒロミ:

いいよいいよ。

大吉:

いいひな壇はホント好きにしゃべれるんですけど、悪いひな壇は、スタッフさんが想定した言葉を言わない限り終わらないんですよ。

松本:

あぁ~。はいはいはい…

大吉:

もうずっとカンペが出るんですよ、おんなじカンペが。
だから違うことなんか言おうとするんですけど許してくれないんで笑

東野:

「○○の話」お願い…
「嫁の話お願いします」って(カンペが)ずーっと。でも今そんな空気じゃないから…

松本:

そうやねん。空気があるからなぁ…

東野:

で、見えてないふりしてしゃべってるけど、パって見たらまだずーっとこうやって(カンペ出して)るんですよ。全然伝われへん…

華丸:

僕ら最初のとき絶対あったのが「アタックチャンス」って書いて出ましたね。

松本:

あー、言ってくれと。

華丸:

はい。

東野:

でもそれひな壇全員が見えてるやん。

大吉:

そうなんですよ、はい。

華丸:

絶対このタイミング、チャンスじゃないんですよ。

ヒロミ:

ハハハハ笑 悪意あるよな。

松本:

アタックピンチやもんな笑

華丸:

ほんとありましたね。

大吉:

最終的に赤の太字でアタックチャンスって書かれて。

松本:

腹立つねー。

大吉:

赤のカンペ初めて見ました。

松本:

誘導やな。


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