ワイドナショー画像 リオデジャネイロ・パラリンピックに取材に出かける堀潤が障害者ビジネスの新たなステージについて語る 2016年9月4日
パラリンピックのプロモーション画像で物議というニュース。これまでも障害者スポーツについて語ってきた堀潤さんが、今回の騒動について意外な側面からの解説をしてくれました。身体障害者のスポーツはビジネスとしてすでに成熟段階にあり、今やジャーナリストは精神障害者に目を向け情報発信すべきだと。


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画像を加工して障害者に

番組ナレーション:
 

9月8日に開幕を迎えるリオデジャネイロ・パラリンピック。開幕を間近に控えるも観戦チケットの売れ行きは悪く、いまだに全体の4割程度しか売れていないといいます。

松本:

うーん…

ナレ:

そんな中、ブラジルの女性ファッション誌がパラリンピックを応援するために掲載した写真が物議を醸しています。義足の男性と片腕を失っている女性。一見、障害のある2人に見えますが…


ワイドナショー画像 健常者のモデルの画像を加工して障害者のように見せるパラリンピックのプロモーション画像が物議 2016年9月4日

ナレ:

実はこの写真、健常者の有名モデル2人を、障害があるかのように加工した写真だったのです。「なぜわざわざ加工する必要があったのか」「なぜ出場選手本人を起用しないのか」など、批判の声が多く集まっています。

東野:

さ、このニュースでございますけれども。パラリンピックのプロモーションのためなら、この方法はありかなしかということでございますけど。指原さん、どう思います?

HKT48 指原莉乃:
 

やらなくってもいいことだったなって思います。なんかまぁ、アートって言ってしまえばアートかもしれないですけど。


ワイドナショー画像 指原莉乃「健常者の画像を加工して障害者に見せるする必要はなかった」 2016年9月4日

指原:

例えば、物語とか映画やドラマで役としてやるのと、その人が、ご本人がご本人としてこうやって写真を修正してやるのは私は話が違うと思うので。

ま、見ていて気持ちの良いものではないから、やる必要はなかったんだろうなって。やる意味もないなら…これでチケット売れないと思うし。

東野:

これをしてチケット買おうという…思わない?

指原:

思わないから、やる必要なかったんじゃないのかなって。なんか…1人でもこれを見て気持ち良くなればいいですけど、誰も気持ち良くなんないわけですから。

東野:

はいはいはい。

指原:

だったらやる必要ないなって思います。




感動ポルノと同じ

東野:

松本さん、いかがですか?

松本:

うーん…だからそのね、なんかEテレでしたっけ…

東野:

はいはいはい。

松本:

バリ…

東野:

バリバラっていう番組。24時間テレビの裏で…はい、やってました。

松本:

あれでその…障害イコール感動にもって行くこの方程式は…


ワイドナショー画像 松本人志「障害イコール感動という感動ポルノを障害者ビジネスに利用するのは気持ちが悪い 2016年9月4日

東野:

「感動ポルノ」っていう…


感動ポルノNHKのEテレの情報バラエティ番組「バリバラ」で「清く正しい障害者」が頑張る姿を感動の対象にすることを「感動ポルノ」と表現し「感動は差別だ」との障害者の声を伝えた。

松本:

感動ポルノじゃないかっていう言葉、僕はすごく刺さったんですね。あーなるほどなって。少なからず自分にもそういうとこって…まぁちょっとあるから、反省しないといけないなーっていうのがあって。

うーん…なんかそういうとこから考えると、これもやっぱりそれに近いものを…感動ではこれはないんですけど、やっぱこれは宣伝に利用しているという意味では…なんか障害者ビジネスというか、非常に僕もたちが悪いなーと。

しかも批判されることをわかって、批判もこうやって…みんなにいろいろ騒いでもらおうということも魂胆の中に入ってるので。僕はちょっと気持ちが悪いかなーとは…

東野:

嫌なニュースであると。

松本:

嫌なニュースやなとは思いますね。




時代遅れのプロモーション

東野:

さ、堀潤さんどうですか?

ジャーナリスト 堀潤:
 

はい。僕は明日から実はリオ・パラリンピック取材に行くんです。で、もっと深刻なのは…精神障害だったりとか、そういったこう…なかなか外から見えにくい部分の障害について、もっと知恵を出すべきなんだけども。

もうね、ある意味、次のビジネスのステージに移ったぐらい、ある意味大衆化しちゃったんですよね、パラの現場は


ワイドナショー画像 堀潤「パラリンピックは次のビジネスのステージに移ったぐらい大衆化している」 2016年9月4日

東野:

あーそうですか。

堀:

だから本当はまだまだ見えない障害の現場に、僕らの知恵とかを働かせるべきなので。まぁそういう意味で言っても、ちょっと周回遅れのことやってるなって感じしますね。

東野:

東京オリンピック・パラリンピックもやるんですけど、例えば、いろいろ競技の質も違いますから難しいんですけれども。なんか今後的になんかこう…1ヵ月のなんかね、長期に考えてオリンピック・パラリンピックをやった方が…なんか分ける必要があるのかなっていう気持ちも…

堀:

だから最近、スポーツでも、健常者であろうと障害者であろうと、関係なく一緒に戦えるスポーツの開発が進み始めますね。ブラインドサッカーとか。


ワイドナショー画像 障害者と健常者が同時に楽しめるブラインドサッカーのような新スポーツの開発が進んでいる 2016年9月4日

東野:

はいはいはい。

堀:

見えても見えなくても、こうやって(目元を)隠しちゃえば、同じ条件で…

松本:

そうですね。

東野:

そうかそうか。

堀:

だからそういう競技をどんどん開発して行くとか。だから東京2020はそういう可能性を追求して行ってほしいですよね。

東野:

ちょっと…ブラジルの人と違うね、はい。


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障害者の「害」をめぐる議論

松本:

前、僕がその…「障害者」って言葉がそもそも嫌いで、障害を作ってんのはむしろこっち側だっていうことを言った時に、「この高卒なに言うとんねん」みたいな顔で皆に見られましたけど。


ワイドナショー画像 松本人志「障害者という言葉が嫌い。障害を作ってるのはむしろこっち側」 2016年9月4日

東野:

いやそんなことないですよ笑 誰も「この高卒なに言うてんねん」って思ってないですよ。あーそういうこと、いいこと言いはんなーとか、そういう意見もあるなって。

松本:

こういうのも僕はそれのひとつだと思う。

堀:

でも今、松本さんの言ったことすっごい正しくて。障害者の「害」の字をめぐっていろいろ論争が起きるわけですよ。あれは害なのかとかね。だからひらがなにしようとか。

でもそれもね、実にちゃんちゃらおかしくて。障害があるのはその本人じゃなくて、その人が不自由をする社会の仕組みの方にあるんだから…

松本:

そうです。

堀:

「社会の障害と向き合う人=障害者」でいいじゃないかっていう。だから、そういうふうに、なんかいろいろ…発信して行くことが大事なんじゃないですかね。


ワイドナショー画像 堀潤「障害者の害の字をめぐる議論は無意味」 2016年9月4日

東野:

秋本先生はどうですか?このニュースで、こういうふうにモデルが障害者風写真を撮るっていうのは。

漫画家 秋本治:
 

一緒にできれば本当は一番いいんですよね。

東野:

そうですよね。一緒になんか…

秋本:

一番いいなーと、聞いてて。うんうん。

東野:

それをだからどういうふうなアイデアとかね、なんかみんながなんかこう…ま、理想なのかもわかりませんけど、そういうふうにやってほしいなと思うんですけど。




国威発揚も意味がない

松本:

うーん…もっと言えば、国籍もいらないんですよ

堀:

あっ!そうですねー。

東野:

そういう話題もあるんですか、議題として。


ワイドナショー画像 オリンピックには国籍もいらないという松本人志の意見に同調する東野幸治 2016年9月4日

堀:

実を言うと、オリンピックって国別対抗戦みたいにみんな捉えてるけど、違うんですよ。個々の競技の選手の大会で。

松本:

そうですよね。本当そうだわ。

堀:

それがいつの間にか国威発揚みたいな、国を盛り上げるために、国同士の争い…どこの国が何個とかなっちゃったんですけど。

東野:

金何個、銀何個…

堀:

個人の活躍の場というふうに見ないと。

松本:

うん。

東野:

そういうふうに進歩して行く…

松本:

そこで言うともう、紅白歌合戦…男と女で戦うって訳わかんないですよね。

堀:

ハハハハ笑

東野:

それはそれでまたええもんというか…

松本:

ハハハ笑

東野:

それはそれで先生、ええもんでしょ?

秋本:

いいもんですね笑 ものすごくいいもんですから、はい。

東野:

男がんばれ、女がんばれっていう意見もあるし。


ワイドナショー画像 松本人志の「紅白歌合戦で男女に分ける意味がない」という意見に静観の構えの指原莉乃 2016年9月4日

松本:

さすがに指原乗って来やがんねーな

指原:

(松本を睨む)フフフ笑

東野:

そうですね。そうですか笑


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