ワイドナショー画像 親の虐待から児童相談所が救えなかった中学生のニュースに松本人志が「自殺する奴がアホ」 2016年3月27日
親の虐待に耐えかねた子が自殺という痛ましいニュース。しかも児童相談所はこの子のSOSを受け取っていました。責任の所在や法的な問題点などを指摘する声が多い中、松本さんは一貫して「自殺する奴がアホ」という意見で、これには赤江珠緒さんもすぐに同調していましたね。


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児相の不十分な対応

番組ナレーション:
 

両親から虐待を受けていた男子中学生が、児童相談所に保護を求めたものの対応を見送られ自殺した問題。

事の発端は2013年秋、学校からの通報を受けた児童相談所が虐待を把握し、定期的に両親や生徒への面接指導を開始。生徒は何度も「児童養護施設で暮らしたい」などと児童相談所に訴えていましたが、差し迫った状態ではないと判断され、保護はされませんでした。


ワイドナショー画像 虐待からのSOSに対処し切れなかった相模原児童相談所所長が記者会見 2016年3月27日

ナレ:

度重なる面談に両親が反発し相談所に来なくなり、児童相談所側も放置。そのおよそ1ヵ月後に生徒は自殺を図りました。児童相談所の所長は「担当職員から報告がなく、状況把握ができていなかった」と説明しており、相模原市は今後、対応を検証する方針です。

東野:

さ、こちらのニュースでございますけれども。赤江さん、助けることが何度もあったように思うんですけれども。結局は助けられなかった。

フリーアナウンサー 赤江珠緒:
 

これは間違いなく周りの大人の責任ですね彼は本当にいろんな形でSOSを出してたと。で、小学生の時から出してたってことでしたし。


母親によると男子生徒の母親が報道陣の取材に応じ、生徒が小学6年の秋、約束を守らなかったことがきっかけで父親が手を上げたことを明らかにした。

赤江:

学校へ行くのは楽しかったし、学校が好きで。クラスの方の話聞いてると、非常にムードメーカーで、コミュニケーションしっかりとれてる子で。

で、いろんな場所にSOS出してるんですよね。お店に駈け込んだり、学校で話したり。それでもなおこの結果というのは、これはもう本当に…


ワイドナショー画像 東野幸治 松本人志 赤江珠緒「SOSを出した男子生徒を救えなかったのは明らかに大人の責任」 2016年3月27日

東野:

児童相談所の怠慢なのか。まぁ…親は親で暴力というのは躾の一環だと言っているんですけど。犬塚弁護士、児童相談所…やっぱりなかなか強制的に…

犬塚浩弁護士:
 

ま、児童福祉法に基づく、通称「児相」という言い方をしますけれども。ま、メインはどちらかと言うと相談だったんですね。ただその機能の一部に一時的な保護いう機能をもってますから、預かることというのはできたわけなんですけれども。

どういう場合に預かっていいか、特に親が連れて帰ると言ってる時に、どういう場合に引き離していいかの…まだ基準とかノウハウが身に付いてないものですから、今回もこういう悲劇を招いてしまったと言えますね。


児相の基準児童相談所がどういうケースで保護をするか、基準があいまいである。




性善説に基づく日本

東野:

さ、友近さん。

友近:

はい。親がもちろん一番悪いんですけど、この児童相談所の人の…そういう子どもたちをいつも相手にしてる立場の人なのに、なぜその…やっぱり人に相談したりすることも勇気がいるのに、児童相談所に行くってやっぱり勇気もいったと思うんですよね、子どもさんも。


ワイドナショー画像 友近「児童相談所の職員は多少のルール逸脱があっても子どものことを第一に考える人がなってほしい」 2016年3月27日

友近:

その気持ちを汲んであげずに、何度か親も呼び出して「もう解決しただろう」っていう判断をよくしたなと思うんですよ。何をもって「これは解決した」と…

東野:

法律的にはやっぱりその…親が帰るって言ったら帰さないといけないんですか?

犬塚:

一応、親がですね、連れて帰ると言っても一時預かることはできるわけなんですけれども。やはりそれまでも…要するに話し合いながら上手く行ったケースもあるものですから。どこで見分ければいいかっていうのを児童相談所側が持っていないことがまぁ今回…

東野:

これどうなんですか?日本とかあと諸外国…例えばアメリカとかは…やっぱ厳しいっていう印象があるんですけれども。その…親の体罰・躾とか、親が子どもを育てられないって判断すると裁判所が止めて、子どもに会わさないとか。

犬塚:

はい。まだ日本はやっぱり性善説というんですか、親と一緒の方がどちらかというと良いんだという前提からスタートします。

外国の場合はやっぱり、親の生活も破綻しているケースっていうのが非常に多いですので、引き離した方がベターだというような判断をしやすいんですけど。日本の場合はやっぱり今までの歴史から…


ワイドナショー画像 犬塚浩弁護士「児童福祉法は親の性善説に基づいている」 2016年3月27日

東野:

性善説にのっとってるからっていうこと…

犬塚:

ですね。はい。

友近:

今回のは親の許諾なしに離れさせて生活さすことはできないという理由…言ってたじゃないですか。でも、そのルールを侵してまでも、この男の子の1人の命を守りたいんやって思う人に、こういう児童相談所では勤めてほしいなと思うんですよね、ほんと。

松本:

うんうん。

東野:

そうですよね。


児相による一時保護厚生労働省の「児童相談所の運営方針」において、一時保護についても規定しているが、一方で児童相談所の運営が厳しすぎるとの批判もある。


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所詮はお役所仕事

長嶋一茂:
 

だから友近さんおっしゃってたように、理解をする人たちを育成するっていうシステムを作んなきゃいけないって、それは自治体なわけすから、児童相談所も。やっぱりお役所仕事なんで難しい部分があると思うんですよ。

僕は本当にこれ寂しい話ですし、まぁ子どもの気持ちになった時に、たぶん逃げ道が本当になかったっていうことだと思うんですよ。たぶん先生に相談しても取り合ってくれなかったのかなぁと。


ワイドナショー画像 長嶋一茂「子どもにとって最後のセーフティーネットであるべき親が虐待していた場合は地域社会の大人が救わなければならない」 2016年3月27日

一茂:

で、先生とか生徒とかからも…まぁ生徒からいじめにあって自殺っていう部分が最近増えてますけども。親っていうのは本当に最後のセーフティーネットなわけで。その親から虐待を受けちゃうと、逃げ道がほんとなくなっちゃう…

東野:

いやぁ辛いですねー。

一茂:

僕らがね、小さい時っていうのは、例えばその…今、核家族化が進んじゃってて、おじいちゃんおばあちゃんいない家庭が多いけど。もし、おじいちゃんおばあちゃんがいたらってことを、この家庭に関して僕考えちゃうし。

もっと言うと、八百屋の親父だとか駄菓子屋のおばちゃんとかが味方になったり、時には親のように叱ってくれたりっていうコミュニティがあったんだけど。今その…じゃ友だちに相談するっていっても、逆にネットでつながってて、なんか遠いんだか近いんだかよくわかんない…


ワイドナショー画像 松本人志 赤江珠緒 友近 長嶋一茂「子どもを親の虐待から救うには児童相談所と警察により強い権限を与えるべき」 2016年3月27日

東野:

コンビニに逃げ込み警察に保護ですから。やっぱそのね…

一茂:

だからコンビニが駆け込み寺になっちゃったっていう状況でしょ。そりゃコンビニの人助けられないし。児童相談所の人も…警察も含めてだけど、民事不介入みたいな部分もあって。

どこまでも保護っていう部分で、権限をもってね、児童相談所の人たちが子どもたちを助けられるかっていう…その定義も含めてたぶんまだ…犬塚弁護士おっしゃったように、まだ曖昧だと思うんですよ。で、そこを侵しちゃうと、お役所仕事の人たちだから、自分たちに今度なんか…

東野:

そうですよねー。

一茂:

不利益なことが起こるっていって、結局、積極的に保護できないっていう状況なわけでしょ?

東野:

はい。そういうところの…

一茂:

だから権限を、児童相談所と警察にもっと与えなきゃいけないってことですよ。

東野:

はい。




自殺する奴がアホ

松本:

まぁもちろんそうなんです。でもみんなあの…ちょっと前もあったでしょ?万引きをしてないのにしたことにされてね…自殺した子がいて。

東野:

はいはい。学校の先生が…

松本:

だからね、僕…ま、こういうニュースよくいろいろ自殺するニュースをバーッて扱うやんか。学校が悪い、親が悪い、例えばいじめで自殺したとするならいじめっ子が悪い…もちろん全部そうなんですけど。


ワイドナショー画像 松本人志「自殺はアホやということをもっとみんなが言っていかなければならない」 2016年3月27日

松本:

でも最終的に言ってほしいのは、一番悪いのは自殺することやと思うんですね。それを意外とみんな言わないから。いやいや、自殺したらみんながかばってくれて可哀想やって言ってくれて、もしかしたらオレ死んだら復讐になるんじゃないかとか、オレをいじめた奴らとか先生やらなんやらって、そういうふうに考えて自殺をする子が…僕はね、減らないような気がするんですよ。

なんだかんだ言いながら、最終的に自殺するやつが一番アホやでっていうことを…なんの解決にもなれへんし、いろんな人をすごく悲しい思いさすんやでっていうこと…もっと言ってほしいなーと思うんですけどね。

赤江:

松本さんがおっしゃるように、確かに自殺をするっていうことの選択肢をまず持ってほしくないんですね。


ワイドナショー画像 赤江珠緒「自殺をすると親が悲しむから自殺は良くないが、虐待があった場合は周りの大人が助けなければならない」 2016年3月27日

松本:

うん、持ってほしくない。

赤江:

それはあるじゃないですか。で、それをいじめ問題とかでも、自殺をした場合に、その子が育ってくるまでいろいろ手をかけて愛情かけた人がどれだけ悲しむかってこと考えてほしいってのは私も思うんですけど。今回のケースの場合は…

松本:

そうやねん。

赤江:

悲しむはずのご両親が、そうじゃない感じになってるので…

東野:

そうなんですよね。

赤江:

そうなると、本当にそれ以外の大人が助けてあげなければ…助けられないですよね。

松本:

うーん。

東野:

さ、杉山さん。ワイドナ高校生の杉山さん。

松本:

言うたれ、杉山さん。

東野:

なかなかちょっとね、周りにこういう子がいたらと思うと、やっぱりちょっと悲しいもんね。

ワイドナ現役高校生 杉山セリナ:
 

そうですね。先ほどおっしゃったように、逃げ場もなくて、相談所に行くこと自体もすごい勇気がいることで。で、声もあげて、もう助けて!みたいなこともすごい言ったのに…助けてもらえなかったと。


ワイドナショー画像 ワイドナ女子高生の杉山セリナ「児童相談所が機能しなかったとなると行き場のない子どもの自殺の連鎖が怖い」 2016年3月27日

セリナ:

そしてその…同じように苦しんでる子がこのニュースを見て「あ、言っても助けてもらえないんだ」っていって、また自殺につながっちゃうっていうこともすごく怖いなって思いました。

東野:

どっかで絶望したってことですもんね。

セリナ:

そうですね。

東野:

はい、悲しいニュースでございました。


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