ワイドナショー画像 厚切りジェイソン「将棋や囲碁の人工知能はただの有限な確率計算だからリソースが十分なら計算できる」 2016年3月20日
囲碁の試合で人工知能がプロ棋士に完勝したというニュース。今日のワイドナショーには将棋のプロ竹俣紅さんと、芸人でIT専門家の厚切りジェイソンさんがいますので、コメンテーターとしては最強の布陣という感じですね。予想通り、専門家ならではという独自の視点が楽しかったです。


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人間に厳しい条件だった

番組ナレーション:
 

アメリカ・グーグル傘下の人工知能開発会社が開発した囲碁のAI「アルファ碁」と、世界最強プロ棋士と呼び声が高い韓国の李世ドル九段(33)との五番勝負が行われました。


ワイドナショー画像 囲碁AI「アルファ碁」と李世ドル九段の対決は4勝1敗でAIが勝利 2016年3月20日

ナレ:

第1戦から第3戦をアルファ碁が制し、第4戦では李九段が一矢を報いたものの、最終戦ではアルファ碁に軍配が上がり、終わってみれば李九段の1勝4敗。

18個の国際タイトルを保持し、現代最強の棋士の1人に数えられる李九段にとっては悔しい幕切れとなり、人工知能の飛躍的な進化を見せつけられる結果となりました。

東野:

さ、4年前もですね、将棋…えー人工知能に敗れました。女流棋士の紅さん。

松本:

あーそっか。

東野:

将棋は4年前に敗れたんですよね


2012年1月プロ棋士の米長邦雄氏にコンピュータが初めて勝利。

ワイドナ現役高校生 竹俣紅:
 

はい、そうですね。将棋では、コンピュータ将棋との対決の時は、プロに事前貸し出しといってソフトが貸し出されるんですね。


ワイドナショー画像 ワイドナ現役高校生 女流棋士 竹俣紅「囲碁AIとの勝負では貸し出しが認められず人間側には厳しい条件だった」 2016年3月20日


ソフトの事前貸し出しソフト側は本番と全く同じバージョンのソフトを事前に棋士側に貸し出すルールが設けられた。

紅:

そうすると、ソフトが例えばこういう局面になると悪い手を指す確率が高いとか、研究ができるんですよ。その研究した状態で対局に臨めるんですね。

だけどあの…私の友だちで、囲碁棋士で私と同い年の子がいるんですけど、その子に聞いたところ、あの…囲碁はそういう貸し出しが一切なくて、全くそういうデータがない状態で対局に臨んでる…

東野:

今回?

紅:

はい。ということで、けっこう将棋の棋士から見ると、すごい厳しい条件でやってるなーという感じはあるんですね。

東野:

すごいんでしょ?この方。

紅:

はい。世界ランキング2位とかですね、たぶん。

東野:

うんうんうん。

厚切りジェイソン:
 

2位ですか。1位じゃないんですね。

紅:

1位の方は18歳の方で、いらっしゃるんです。中国の方が。


柯潔(かけつ)中国の囲碁棋士、18歳。囲碁界 世界1位の実力と言われている。

松本:

へぇー。

厚切り:

その人とやれば良かったのにね。

紅:

次はその人なんじゃないかっていうふうにも言われてますね。




仕事が奪われる準備を

東野:

すごいですね。人工知能はここまで来ております。どう思われます?そのまま突き進んで行った方がいいのか。

ジャーナリスト 堀潤:
 

ビル・ゲイツさんにこないだインタビューしたら…

東野:

えっ?

松本:

えっ!?

ヒロミ:

え?


ワイドナショー画像 堀潤「ビル・ゲイツにインタビューした」にスタジオが一斉に食いつく 2016年3月20日

堀:

ええ。インタビューする機会があったんですよ。

松本:

そんなん俺も言うてみたいな。

堀:

アハハハハハ笑

東野:

食いつきが違いますよね。「えっ!?」って。

堀:

薬を開発したり、医療技術を開発したり、人類を救う部分では目覚ましい活躍をしてくれると思うと。

東野:

はい。

堀:

でも、働くっていうことに関しては、どんどん奪われていくと思うと。だから今のうちに、AIと別に人類が働けるもの政府はトレーニングしなきゃいけないって話をしてましたね。


ワイドナショー画像 松本人志 厚切りジェイソン ヒロミ 堀潤「AIが発展すると人間の仕事がなくなるので今から政府は準備すべき」 2016年3月20日

東野:

職業を?

堀:

はい。今のうちに、何がAIではカバーできないものなのかっていうのをトレーニングする必要があるって話をしてましたね。




ロボットと感情

東野:

ヒロミさんいかがですか?

ヒロミ:

いやなんか子どもの頃、映画見たりね、マンガでそういうさ、あの…機械が頭脳を持つみたいなのあったけど。本当に現実になっちゃうんじゃないかなと思うよね。あんな…ほら、掃除する機械だってさ、頭いいじゃん笑


ワイドナショー画像 ヒロミ「子供の頃に映画やマンガで見た人工知能が現実のものとなりつつある」 2016年3月20日

松本:

ルンバ?

ヒロミ:

ルンバも。こいつが悪くなったら怖ぇなと思うもんね。なんかさ。

東野:

でも高齢化社会で認知症の方もいらっしゃるし、なんかこう…自動運転とかもね、過疎化もあるし。なんか非常に必要じゃないですか。

堀:

こないだロボット会社がすごい動画を…最新の研究の動画を公開したんですよ。それは人型のロボットで、人間がドンって押しても、バーンって叩いても、コケるじゃないですか。必ず立ち上がるんですよ。

で、だんだんその動画を見ている人がロボットかわいそう。人間やめて」っていうふうになるんです。


ワイドナショー画像 堀潤「最新のロボットを押したり叩いたりする動画ではロボットが可哀想という声が挙がった」 2016年3月20日

松本:

はぁー。

堀:

だから、今はまだ「ロボットでしょ?人工知能でしょ?そんな感情なんて」って思ったものが、逆に人間の方からロボットを愛するようにたぶんなるんです。そうなった時にロボットも感情がずいぶん育つでしょうね。

東野:

あと30年後ぐらいの話でしょ?これ。

ヒロミ:

感情を持つっていうロボットが?

松本:

だからこの人もいざとなったらもう(碁石を)飲みだしたり…

東野:

ハハハハ笑

松本:

そしたらロボットが「やめて!」って言うかも知れんね。


ワイドナショー画像 松本人志「ロボットが予測不能なバカな行動をしたらロボットが止めるかもしれない」 2016年3月20日

東野:

逆にだから、AIが気を使って…

松本:

気を使い出す…負け出す。「今日ぐらい負けたらなかわいそう」

東野:

ハッハッハッハ笑

松本:

そうなったらすごいねー。


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プロならではの意見

東野:

さぁ厚切りジェイソンさん、いかがですか?

厚切り:

ま、結局、人工知能と言っても、ただただ確率でいろいろ計算してるんですね囲碁とかこういうゲームはいろいろ決まってて。で、もう無限なものではないから、必ず時間とか十分その…リソース(=コンピュータのパワー)をかければ全ては計算できるはずなんですよね。


ワイドナショー画像 松本人志 厚切りジェイソン「囲碁AIはただの確率計算で囲碁はつまらないから他のことをするとはならない」 2016年3月20日

厚切り:

それはどこまで計算できたかで勝負をかけたら…ただただ確率ですよね。だから自分でもう…なんですか、「囲碁はつまらないから他のことをやろう」とか、そういう人工知能はならないですからね。

松本:

そうそう笑

厚切り:

ただただ「この場合はどうするのか」確率でやってるから。

紅:

本当にそうですよね。私が思うに、コンピュータって、疲れたりとかご飯を食べたりとかしないじゃないですか。
でも棋士っていうのは人間であって、これ連日対局だったんですよ。


ワイドナショー画像 ワイドナ現役高校生 女流棋士 竹俣紅「囲碁AIとの対戦で3連敗のあと人間が1勝したことが本当にすごい」 2016年3月20日

紅:

すごい疲れたと思うし、第1局負けて、まさか負けるわけないと思ってたのに、すごい精神的にも辛かったと思うし、2局目も負けて3局目も負けて、もう本当にしんどかったと思うんですよ。

その中で第4局勝ったっていうのは、私それを知った時に本当に感動しましたし、人間もまだここまでやれるんだなっていうふうに…

東野:

すごい目線やねんな笑 感動した?

紅:

はい。だからマスコミはけっこう本当に…人工知能がすごいみたいなふうに報道するけれど、ここはすごい…この1勝っていうのは、ほんとにすごいんだよっていうことを私は棋士として伝えたいですね。




AIはどこまで行くのか

松本:

でもさ、これって後出しジャンケンじゃないの?コンピュータの。こっちが強ければ…勝てば、次の負けを呼び込んでるようなもんで。

東野:

うんうんうん。

松本:

全部データ向こうに取られて行って…


ワイドナショー画像 松本人志「囲碁の人工知能は人間のデータを蓄積できるので後出しジャンケンではないのか」 2016年3月20日

東野:

どんどん足して行きますから。

松本:

こっちが強ければ強いほど向こうも強くなるから、後出しジャンケンなんで。

東野:

棋譜としてのデータもどんどんどんどん…

松本:

これをやる意味は果たしてあんのかって。結局一番強かったのはグーグルなんじゃないのかっていう…

東野:

もうストップできないでしょ?この発展というか開発は。

ヒロミ:

そうだよね。でもあの…しゃべってさ、電話なんかにしゃべって…

東野:

Siri…


Siri(シリ)Apple の携帯端末に搭載された、音声認識型のパーソナルアシスタント機能。

ヒロミ:

Siri ね。俺、Siri 毎回やるんだけど、滑舌悪くて毎回伝わんねーんだよ

松本:

ハハハハ笑

ヒロミ:

あれが一番腹立つわ、ほんとに。もうちょっと聞き取り能力上げろよみたいな。


ワイドナショー画像 ヒロミ「Siriに話しかけても滑舌悪いので認識できない」 2016年3月20日

東野:

それもいずれ上がって来るんでしょ?ある程度、滑舌悪い人でも聞き取れるようになってきたりとか。

堀:

だから、ヒロミさんみたいに滑舌悪い人がいっぱいおんなじ言葉を検索すると、「あっこれなんだな」っていうふうに笑

ヒロミ:

頼むよ。もうちょっと…

東野:

でもね、松本さんのおっしゃることも、だから…これやる意味があるのかなっていう…

松本:

やる意味…そうね、だから鏡みたいもんでしょ?こっちが全裸で立ったら向こうも全裸やしね。

堀:

ハハハハ笑

東野:

そうなんですよね。でも、まさかのまさかで、この囲碁で負けるかっていう…


ワイドナショー画像 山崎夕貴アナ 東野幸治「囲碁で人工知能に負けるとは思っていなかった」 2016年3月20日

ヒロミ:

本当はまだ10年ぐらい遅れてたんでしょ?あの…機械の方が。

東野:

はい。って思ってやったんですよ。

堀:

だから今はショーのように楽しくこれ見てますけど。松本さんおっしゃるように、相手の…相手というか AI の土壌に乗れば乗るほど彼らがどんどん大きくなっていくということがありますよね。人類の最終兵器みたいなのをどこで取っとくか…

東野:

最終的に人類とAIは無視し続けるみたいなことですか?相手にしない。

松本:

うん。最後「碁盤ひっくり返し対決」みたいなね。

東野:

アッハッハッハ笑


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