
[スポンサーリンク]
おじいちゃんばっかり
田原総一朗さん、鳥越俊太郎さんらジャーナリストが、高市総務大臣の「テレビ局への電波停止命令」の可能性に触れた発言に抗議声明を発表しました。「テレビ局が公共の電波を使い、政治的に公平性を欠いた放送を繰り返し、さらに行政指導でも改善されない場合は、電波の停止を命じる可能性がないとは言えない。」

放送免許を与える権限をもつ総務大臣の発言に、(TBS「報道特集」金平茂紀氏)「表現の自由を保障する憲法の精神に反する」、(ジャーナリスト 大谷昭宏氏)「テレビ報道を取り巻く環境は著しく息苦しさを増してないか」などと訴え、民法の有名キャスターやジャーナリストたちが、報道現場での自主規制や萎縮の広がりを懸念しています。
さ、こちらのニュースでございますけれど。古市さん、えーテレビがちょっとなかなかしゃべりずらくなってるということなんでしょうか。
でも記者会見、おじいちゃんばっかりでしたね。
そうですよね。本当にベテランのジャーナリストの方…確かにそうですよね。
ハッハッハッハ笑
若い人も、そういう…
やっぱり、失うものがない人しか言えなかったんですかね。

いや確かにそれ言われれば、若いジャーナリストの人で、ほんまそうやって…青木(理)さんは若いけど。
でも若い人って、そもそもそんなに言論の自由を保障されてるっていう意識すら…なくないですか?もともとが。
確かに。だってもう生まれた時から…うーん…
今回が初めてではない
本当はもっとテレビ局が反対声明とか出しても良かったんですけど。民放連とか。
うん。
もうちょっと公式な反対声明があっても良かったなーと思うんですね。だってこの中立とか公平とかって言うけれども、それを時の政権が判断するって絶対に無理じゃないですか。
もしまた自分たちに良いことばっかり言ってくれてるテレビ局を電波停止にするとかしないですよね。だからそもそもこの発言は確かに僕もおかしかったなとは思います。
でも、こういうふうに高市大臣がおっしゃってるけど、民主党の政権時代にも同じように野党から質問された時にも、同じような答弁、当時されてるんです。

そん時は別に問題にもならなかったけど、今回はかなりのジャーナリストが怒ってらっしゃって、田原総一朗さんは「全テレビ局の全番組が断固抗議すべきだ」とか。
全番組ってバラエティーまで?笑
いやまぁそれは報道のことなんですけれども。やけに田原さんにケンカ売ってきますね。
ハハハ笑
視聴者はわかっている
そんなに公平性…これ免許事業だから公平…だから新聞なんか完全に偏ってる…旗色があるじゃないですか。それ僕なんかも昔からまぁそういう家の子どもだから、こう(新聞が)並んでて見るわけですよ。

はい
そうすると、選挙の結果だって「頑張った」ってのと「辛勝」とかね、なんかこういろいろ見出しの…応援してる政党が良かれというカラーを出すんですよ。で、放送はそれがいけないということがまず1つあるわけでしょ?
放送法で、はい。
でもテレビの人がしゃべる時に…そんなに公平なことばっかり言えるの?って。やっぱり主義主張があるわけでしょ?
で、そのなんかこう…ある種カラーってのも、見てる視聴者の人って頭そんなに…悪いわけじゃないから、この人たちはこんなこと言うねって、だいたいカラー…例えば東京だったら、4、5、6、8(チャンネル)?なんかわかんないけども、どこがどんな感じかってのは、イメージがあるんじゃないかなーと思うんだけど、そんなにそこで…

この発言、高市大臣の発言は問題であると?
え?だから問題ってかこの話を、だから…やればやっちゃいけないのかなって。そういう…今出てたじゃない。何度もやって、指導されるとこまでどっかやってみりゃいい。
どうなるかって…
どうもなんないと思うよ僕。なるのかね。
うーん…
なんかあります?その…不自由さってことでしょ?その…しゃべれることの不自由さを感じる…
こういう人たちは感じてるのかな。
そうです。えー鳥越さんは「これはメディアに対するある種の恫喝、脅しだと思います」って。
いやいや、それはそういう言葉はそうじゃない。実際現場は感じてる…感じるのかな。だってこの人たちはこの人たちの思いでやってんじゃん、完全に。
本当に引くっていうよりも、損得っていうか気を使っちゃって、上の方に気を使って…ま、こういう番組をやめておこうとかは、実際にそういうことはあるんじゃないですか?

上ってのは経営陣ってこと?
経営陣でもあり政権でもありってこともあるんじゃないですか?
でもなんかね、昔そんなにね、政権とテレビの…ま、昔からあるんでしょうけど。そんなになんかこう…取り上げられたってことなかったですよね。
キャスターの人たちは自分たちもまともに来るからこうやって怒ってるんですよね。
はいはい。
[スポンサーリンク]
バラエティーは自由
我々たぶん、芸人…
そうなんですよ。我々バラエティーは、そんなになんか…感じます?
感じないです。だから…そうですね、我々が言う分には…いいのかな。だからサザエさんでタラちゃんがけっこう言うたら良いんですよ。政治的なことをね。

ハッハッハッハ笑
さすがにサザエさん停止しないと思うんで。けっこう重要なことは全部タラちゃんに言わして…
ハハハハ フジテレビとしては笑 フジテレビの思い全部タラちゃんが言うんですか。
「タラちゃん今日しゃべったねー」みたいな。
「憲法改正するでちゅ」って。
ハハハハ笑
大丈夫ですか?
わからないですけど笑
我々はほんとバラエティーだから、本番前にスタッフさんから、今日のゲストの…言うたら、言論のアレじゃないけど、ちょっとあそこの結婚の話題はやめてくださいとか、お子さんの話はちょっとNGらしいとかいうぐらいのしかないから。だからそういうなんか…テレビの報道っていうところではバカリズムさん、我々わからないところでそういう…

そうですよね。だから、公平じゃない放送が例えばどういうことなのかを、もうちょっと知りたいですね。
例えばさ、選挙の時に各候補者で「なんとかさん、なんとかさん、他にもなんとかさんが出てます」っていうのは、ある時点から公平性を欠くから名前を羅列するようになったわけじゃないですか。
はいはい。
だからそれがまぁ視聴者にしてみれば、そこってこのニュースのスポットじゃないじゃない。そこじゃないのに、でもなんとかさんも出てますって入れなきゃいけないってのは公平性を欠くっていう…ことになったわけじゃん?あれなんか見にくくなったよね。
BPOが機能している
犬塚弁護士。放送法っていう…
はい、あの…ポイントになりますのは、放送法または電波法によりまして、公平性を欠く放送については、大臣が業務の停止を命じることができるという規定があるわけなんですね。

ところが公平性というのは非常にわかりにくいので、それを大臣が権限をどんどんどんどん使ってくるようになると、放送の現場は萎縮してしまうから、表現の自由に対する侵害だっていうのがジャーナリストの方々の発言です。
選挙の時になってくると、反自民党…だから自民党に対する強い…だからその…アンチのニュースをどんどんどんどん流して、選挙の結果を自民党に悪くするとか。
はい。そういうことは公平性を欠くんじゃないかということで、時の政権がそれにプレッシャーをかけるようになって来ると、こう…要するに表現の自由、報道の自由を欠くことになるんじゃないかというのがこの主張なんですけど。ま、放送世界の場合は1つはBPOというものがあって。
自主的にちゃんと管理をしながら…ま、管理というか規制をしながらやってるところもありますので。確かに政権…ま、時の権力が制約するというのはちょっとまぁ行き過ぎの部分がありますから。それはある種、自粛しなければいけないところはあるんだろうと思いますね。
これ実際にそのなんか指導あったら白味(真っ白の画面)になっちゃうんですか?お前ダメって。しばらく休みって。
でも実際はそんなこと…
条文の規定にはそれができると書いてあります。
アナウンサーの方はどうなん?そんなんあるんですか?
そうですね…でも大臣のこの発言を受けて、例えばこのニュースの原稿とかで、こういう部分はこれからやめようとか、そういう風になっていくと…ちょっと怖いなというのはありますね。
うん、それは絶対良くないね。
[スポンサーリンク]