
確かにM1ならではの緊張感は失われていませんでしたよね。
最後にはあの話題の女芸人さんへのラブコールも飛び出しました。
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良い大会だった
5年ぶりに復活!結成15年以内のコンビで競った漫才日本一決定戦「M-1グランプリ2015」。今大会の大きな特徴は、M-1歴代王者9人が審査員をつとめたことでした。そんな賞レースを制したのは、結成11年目のトレンディエンジェル。サンドウィッチマン以来2組目、敗者復活からの劇的な優勝に会場が沸きました。

さ、えーM1グランプリが帰って来ました。これはどうしても松本さんに聞かなければ。なんかね…やはり感想とかいろいろ求められませんか?
すごい求められます。でも僕は今回もう全然審査員もやってないし、まして他局ですから、あんまりそういうのもどうかなと。でも大成功じゃないですかね。
ねー。
うん。
なんか盛り上がったなーという印象はありますし。
そうですね。でも僕ちょっと…なんやろ。1回なんかこう言いたいことがあってね。あの…こういうお笑いの賞レースになると、なんかどっからともなく「笑いに順位つけんのはどうやねん」っていう声があるじゃないですか。

で、前から僕、1回ちょっと言いたかったんですけど。いや、そうなのかもしれないですけど、でも順位つけられたいっていう子らたちが何千組いて、「つけてくれ」って言って来てるわけですよね。
だから別にね、俺らM1なんか出たないって言ってるコンビにですよ、勝手に見に行って楽屋行って「お前ら不合格や」って言うてるわけじゃなくて、エントリーしてる人たちの中から選んでるんで。
僕はやっぱり…いいことじゃないかなーと思うんですよ。で、やっぱこういうのがあった方が絶対お笑い盛り上がるし、世間的にも漫才をもっと認知してもらって、面白い子いっぱい増えて来て。僕はM1ってのはすごい日本のお笑いを広げたと思うんでね。これはやっぱり…
いい大会ですよね。
いい大会だと思うんですよ。
もうすごい緊張感が…人生で味わったことのない緊張感の中で漫才して、スベったらもう地獄ですけど。勝てばもうね、総取り…
でも、勝ったからとして必ずしも売れるわけじゃないし、別に3位だってすごい仕事増える人たちもいるわけやから。ま、その時のたまたまの順位であって、結局はみんなにとってそんなに悪い話ではないと思うんですよね。
今年一番真剣なテレビ
さ、SUさん。SUさんはハライチとお友達っていう…うかがいましたけども。ハライチさんは、えー今回は残念ながら…SUさんが悪いんじゃないですけど、9位で最下位だったんですけど笑
最下位いうてもな笑
最下位でもあれなんですけど。どうですか。
なんか連絡取ったら…僕は「面白かった、すごい笑ったよ」っつったんですけども。あの出囃子の「イザガンガンガン(because we can can can…)」って…あれの恐怖症だって言ってました。

はぁー。
ご本人は恐怖症…でも我々見てる方からすると、あの曲が流れると、あーM1やーということで。なんかその…2015年、2時間30分の特番ですけど、俺一番真剣に見た2時間30分で、テレビを。
あー俺も真剣に見たなぁ。
なかなかテレビを真剣に見る機会も、あんまりなくなって来てるじゃないですか、長時間。でも2時間30分…うわ久しぶりに真剣にテレビ…
穴のあくほど見るみたいなね、なんかほんとに穴があくほど…
見ました。
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もっとワイルドな笑いを
でも、この手のグランプリで競い合わせると、笑いってその…番組用とか、そのなんかこう…グランプリ用の笑いになってしまわない?
しまいます。
ですよね。
でもこれ用の、たぶんそうですよね。
これ用の漫才を作ってるっていう。
はぁ~。
思いますね。だからちゃんとした劇場っていうか、NGK(なんばグランド花月)みたいなとこで見たい漫才とは、また僕はちょっと違うような気は確かにするんですけどね。
確かにM1用の漫才という言葉もある…
あの…柔道っていうのは、自分たちがやってた頃と今の柔道って、もう全然違うんですよ。
はいはい。
だから、規則が決まれば決まるほど、国際化すればするほど、柔道ってのは本質がこの…薄れていくような気がしてね。で、お笑いっていうのはさ、松ちゃん。

うん。
もうちょいワイルドであっていいんじゃねーかなー。
と言いますと、どういうこと…
いやなんか、こういうとこ…セットもので2人並べさせないで、ワイルドで野に放ったらどうなのかなと思ってさ。そんな戦いもいいんじゃないかな。
ほうほうほうほう。
例えばもう、ライブでいきなり…道端でやれとかね。
あー。
うーん。
あの…やっぱり、なんというか…門付けというか、そういうワイルドさって、ちょっとお笑いって持ってた方がいんじゃねーかなー。
ちょっとゲリラ的な要素を…
ゲリラ的なね。だって、時代を変えたお笑いの人たちって、やっぱみんな掟破りの人たちだよね。松ちゃんたちもそうだけどね。
ンフフ笑
掟破りだもんな。
そうですよね笑
やっぱりあの…グランプリ用のお笑いじゃないもんな。やっぱあの…ほら、反感買うかもしんないけどやっちゃうっていう、覚悟みたいなものがお笑いの要素ん中に入ってくるじゃない。
うんうん。
コント55号からドリフターズから、やっぱりお客さんを笑わせつつも、世の中の30%ぐらいの人から罵倒される笑いじゃない。なんかね、そういう…
そういう人たちは減ってきてますよね、でもね。
ですよね。
そういうお笑いってのも、もっと見てみたいと。
見てみたいですねーやっぱり。
女性コンビの優勝がほしい
このトレンディエンジェルが、じゃあもう2015年から2016年、これ大活躍になるとは思いますし。ね、ちょっとまたスターになってほしいですよ。
そろそろ女コンビも出てきてほしいねー。優勝ねー、まだ1人もいないじゃない。

男女コンビじゃなくても…
ハゲがこんだけ開き直ったら面白い漫才できんねんから。隅田も開き直れよー。
ハッハッハッハ笑
隅田ー!
ね、隅田さんね。
隅田、お前も開き直れ。
隅田さんと話したいわー。全然会ってくれへんから隅田さん笑
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