
コンサートでのアンコールの議論。セットリストにまで
アンコールが入ってるのは確かに変な感じがします。
でもそう言えばお笑いライブってアンコールないんですね。
ヒロミさんがそれを言ったことで今後は流行るのかも。
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セットリストにアンコールも
コンサートでのアンコールのあり方が話題を呼びました。きっかけはT.M.Revolution 西川貴教さんのツイッターでの発言。「基本は本編で全て完結しており、チケット代はその本編に対して頂戴しております。アンコールは演る側も義務ではありませんし、お客様も強制ではありませんよ」
この発言に賛否の声が巻き起こる中、4000回を超えるコンサートを行うさだまさしさんは「客席がアンコールを当たり前だと思い込んでいるところがある。でもそれは間違いだと思う。もし出て行く前に拍手が鳴り止んだら僕はそのまま帰る。逆にアンコールをやってまだ拍手が鳴り止まなければ、また出て行く。」
やって当たり前と思いがちだったアンコール。コンサートのあり方を今一度考えるきっかけとなっています。
さ、このニュースでございますけど。まずはもうね、コムアイさんに聞かなければいけないですよね。アンコールは義務じゃない…さ、どう思いますか?
そうですね、私もライブする機会があった時に議論になりますね。でも、だいたのアーティストがセットリストにアンコールを組み込んで…事前に。アンコール、ダブルアンコール…この曲やりますって。
なんなら関係者にはセットリスト…ライブ始まる前に配られる中にそれ書いてありますから。もう決めてある人が多いんですけど。私は実はアンコールは嫌いで、やらない派なんですよ。

ふーん。
で、えーと…やるときは、拍手が起こったらなるべく間髪入れずに戻ってくるっていうふうにしてますね。けっこうライブ見に行くと、あの…がっちり着替えて、で、ふーって落ち着いて10分ぐらい皆さん待たした後に出て来て、さてやりますかって言って決まってる曲やるっていうことあるじゃないですか。
私はそれはなんかアンコールらしくないから、(決まってる曲は)本編に入れて、休憩時間もうまく作るとか…っていうふうにすればいいかなと思ってて。
なんか、例えばブルーノートとかに…海外からのアーティスト見に行った時とかに、ワーってライブやって、終わって1回出て行きますよね。
で、もちろんアンコール起こるんですけど、それですぐ戻って来て「さて、何やろう」って言って、その場でこう…話し合ってるのがもう見えるぐらいが、やっぱり…こっちもわくわくするなと思います、見てて。
ほんとにリアリティになるアンコールっていう。
そう。それはやっぱかっこいいなーと思いますけどね。あとは、ゆっくり出てくるんだったら、やっぱちょっと説明してほしいです。もしかしたらなんかトラブって待たせてるのかもしれないって…
ハハハハ笑
こっちは心配するじゃないですか。

けっこう出てこない人おるよね。
そう。
そうですね。ほんとにもう…
で、平気な顔して出てくるじゃないですか。
衣装着替えてね。曲も決まってるし。それもコミコミで考えるのか…ってことですけど。
いっそアンコール義務でいい
古市さんいかがですか。
アンコールは義務でいんじゃないですか。
もういっそ…
え、だって現実問題そうなってるじゃないですか。ほとんどのアーティストが。実際だってアンコール…なんか3回も4回もできない以上、実際ほとんどの人が1回か2回って決まっていて。

で、今ほとんどの人が1回だけやるってなってるから、これで会場のノリが悪くてアンコールやめましたって言ったら、その人だけが損した感じになっちゃうじゃないですか。
アンコールってものが一切なくて、なんか本当に盛り上がった時だけアンコールって形だったらいいと思うんですけど。
今もうアンコール1回がデフォルトになっちゃってるから。まぁアンコール1回やりますみたいな感じで、なんか…広めちゃえばいいんじゃないですか。
でも、さださんはリアリティある方がいいって言ってるんですけど。
あらかじめそういうふうに言っておくのがいいと思います。なんか…ほんとに盛り上がんないとアンコールしませんとかわかってたら、お客さんもなんか…しょうがなくアンコールとか言うんじゃないですか。
しょうがなく?
アッハッハッハ笑 さださんに…
お笑いにアンコールはない
ヒロミさんはどうですか。
まぁアーティストの人がこうやって「アンコールは義務じゃない」って言うのは何となくこうね…彼女もそうだけど、言うってことは…そんなにアンコールやりたくねーんだなと思って。
ハッハッハッハ笑
いやオレなんかはほら、やったことないから、やりたい感じがあるじゃん。なんか呼ばれてワーっつって、まーまーしょうがねーなーっつって…

うれしいしね。
うれしい感じもあるけど。ま、毎回やってるからなのかも知れないけど。あっ…そんな…そんなになんだっていうのを、今回初めて知った。
私は、途切れるのが嫌なんです。そのワーって…自分の熱がワーっと高まってて、1回冷めて、で、またもう1回…出て行かなきゃって…どうやって出て行ったらってのもあるし。
客として見に行った時も、大好きなアーティストでも、1時間2時間やってもらった後に、もうおなかいっぱいだから…もうこのアンコールを待たないで帰ってももう…私いいかなっていう気持ちになることがけっこうあるんですよ。
いいライブこそ、別にそんなになんか…たくさんやらなきゃいけないってもんでもなくて…と思うんですよね。
そこは難しい問題ですよね。

ね、そこはなんか…だから、もしかして本当にやり切りでもいいのかもしんないね、なんか。
今こういうご時世だから、ライブやってアンコールせずに終わって、本日の公演終わりましたってなったら、アーティストなんか怒ってはったんかなみたいな…逆に。
あー。
そうなんですかね。
ね、松本さん。それ思いますよね。
うーん…
そうなんだ。
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サービスの慢性化
ちょっと前、なんかあったでしょ。V6かなんかのコンサートで、なんかファンの人…入れなかったファンのためにドアを…

開放して。
開放して聞こえるようにしたっていう。その行為がいいのか悪いのかわかんないですけど。ただなんかそういう…サービスですよね、そのサービスがなんか、当たり前になっちゃうと…もうどこでやめていいかわかれへんよね。
なんかサービスって慢性化してくると、無くなった時に損したような気に…人間はしてしまうから。
ってなると…
ちょっと…牛丼の安売り戦争に似てくるよね。どんどんどんどんね。
もうセットリストでアンコールも全部楽曲書くっていうのが、もしかしたら一番現実的な…
それか一切もうアンコール禁止ってことにして…
意味ないカーテンコール
そうね。前も言ったかもしれんけど、あのカーテンコールも陳腐でしょあれ。
あー。
あれもうほんまに!
誰が最初に決めたのか…
お芝居の。
出てきてまた去って、出て…これいつまで続くの?ずっと…

あれさー、誰が喜ぶん…
誰が喜ぶの?
わかんないけど、誰が喜ぶの?
僕も知らないです。あんま行かないから。
出てくる人たちもさ、まぁ1回ぐらいはいいけど。もう2回3回ってなってくると…
4回ですよ。
あれ決まってるの?4回って決まってるの?
だいたい4回ぐらいですよ。
だいたい4回ぐらいね。
芝居終わって、開いたら出演者全員が主役を挟んで出てくるんですよ。で、頭下げてはける…ほいで客席がこう(リズミカルな拍手)…
また出て…
ちゃうとこからまた全員出てくる…
ハッハッハ笑
一番最後が主演2人の…男と女がファーって2人っきりで出てきて終わるんですよ。
へぇ~。
あ、それ4回ってだいたい…
だいたい4回ですよ。
長いでーでも。
あれ長いんだよ。
あれバーってはけて行ったら、この芝居面白くなかったみたいに思われるし。
うーん…
あれも変なその…演劇界の伝統なのか…
そうやってみると、お笑いのライブなんてさ、やっぱ終わりは終わりだもんね。アンコールもなけりゃさ。
ま、ま、以上で終わりましたって言って、ちょっとトークして終わっていくんですけど。
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