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下流老人の実態
(視聴者の声を紹介)
「今年の流行語にもノミネートされた『下流老人』ですが、芸能人の方々の中にも増えているそうです。皆さんは急に生活基準を下げることはできますか?」というご質問です。

はい、ご説明いたします。「下流老人」とは、普通にクラスことが出来ず下流の生活を強いられる老人のことで、社会的に孤立し、人間らしい余生や最期を送ることができずに孤独死しかない下流老人は、現在推定で600万人~700万人はいると言われております。
これなぜ増えているかと言うと、やっぱり生活パターンが変わってきてると。あの…ちゃんとした職があったにも関わらず、老後困窮する方が多いと。
というのも、例えばご本人の病気や事故によって高額な医療費がかかってしまうとか、あとはもう…以前なら子どもがそのうち面倒みてくれるっていうのが常だったのに、子ども自身がワーキングプアや引きこもりで親にまだ依存してるとか。
あるいは認知症でもまわりに頼れる家族がいないなどで、下流老人に陥るパターンがあるということなんですね。
ほぉー。
松本「もともと下流」
まぁ…(出演者の皆さんは)そんな急にお金に困るようなことはないと思いますけど。
ええ。
今後、例えば生活レベルをグンと下げなきゃいけないなんてことになったらいかがですか? 例えば70代80代…
あの…あれでしょうね。僕の場合は全然大丈夫でしょうね。もともと急に上がった人間なんで、急に下がることには慣れてると思いますよ。もともとが下流から来てますから。全然大丈夫だと思いますね。
いったん豊かな生活をしてしまって、急にまたっていうのはどうですか?
うーん…ご飯でも、今日ちょっと嫁が、ごめん今日ちょっと体調悪いとかなんだかんだの時、どっかでガッツポーズとってる自分がいて。ちょっとペヤング食えるぞみたいな。

ほぉー!アハハハハ笑 そうなんですか?
なんかねー、やっぱあるんですよ僕は。だからたぶん大丈夫ですね。
やっぱそういうところに懐かしの味っていうか…原点みたいのあるんですか。
なんかたまーに食いたいし。だからほんと黙ってカップラーメン食べて、ゴミ箱の底の方にグググっと入れるのは…今でもありますよ。
見つかっちゃまずいんですか笑
なんか…怒られはしないですけど笑 できたらバレずに行きたいっていうのはありますよね。「かねてから隠し持っていた赤いきつね」みたいな…
アッハッハッハ笑

あ、じゃあ時々…えっ?自分で買うんですか?自分で食べたい…
買いますね。買います買います。
へぇ~!
なんかね、そういう生活がね、ちょっとなんか離れらない…
ちょっと急に戻らなくちゃいけなくなっても、急に惨めになったり寂しくなったりは…
僕は大丈夫…だから下流老人は全然怖くないですね。漂流老人は怖いですけどね。
漂流?
徘徊するのは怖いですけど…
居所がわかんなく…
下流は大丈夫じゃないですかね。
そうなんですね。
ヒロミ「全然だいじょぶ」
ヒロミさんはいかがですか?
全然だいじょぶ。
ふーん。
全然だいじょぶ。
へぇ~。だって…いろんな…趣味もたくさん…
いや趣味はあるけど、別にそんなに…それをやる…別に山登るとか何もいらないじゃんね。
身ひとつで。
身ひとつで。もし登りたかったら。だから別に食べ物も全然そんな…あの…オレなんかうちのママなんて今日出掛けに「パパなに食べてく?何作ろうかなー。お茶漬け?」っつったからね笑

ハハハハ笑
それなんだから。「あーいいね」っつって話が終わったんだからね。だから、オレはたぶん大丈夫っていうか、今でもそんなに…下流な感じがするけどね。全然食べ物とかに、何にもその、なんつーの…なんかすげー美味いもん食いたいなとか、なんかレストランで食べたいなとか、そんなに…てか全然ないからね。
じゃ例えば住むところのスペースがちっちゃくなってとか、好きな車に乗れないとか…
たぶん、昔…たけしさんと話した時に、六畳一間に、手がこうやって届くところにテレビがあって、冷蔵庫があって何があってっていう部屋が、もしかして…やっぱ育ちから考えて、一番暮らしやすいかもしれないっていうのを、たけしさんが言ってたのを思い出して。
へぇー。
なんかそのぐらいが、たぶん自分らが育った環境の中ではベストなんじゃねーかなみたいな。もうテレビあって冷蔵庫あって、もう寝るところもそこでとかっていうのが。そこで生活しろっていってもオレできそうな気がする。
意外と落ち着いちゃう感じ…
やっぱ元がそんなだからね。
そんなにサイズが変わることには興味はないんですね。
もともとってのはあるねー。
頭ん中に常にあるからね。
いつかそうなるかもってあります?
って言うのも、僕は全然あるでしょ。若い頃からもあったし。で、実際に本当にこの仕事辞めて、なんか普通な感じで生きてたしね。
もっとずっと下流の話
ふーん。でもいったん…贅沢を知ってて、怖くないものなんですか?
いやそこも…そうですね。そうは言っても贅沢もしますよ今。でもどっかであの…「おかしいなこれ」って思いながらやってる自分もいて。
でも、ここでいう下流老人ってもっと下の人なんですよね。
そうなんでしょうねー。
ほんと食べることにも困窮してっていう…
たぶん医療費も十分に払えないとか、食事も十分にわからないとか、誰も友だちがいないとか。

うーん…
だから松本さんとヒロミさんはたぶん自分で稼いできたし、これからも自分で稼いで行けると思ってる人だから、あんまり不安にならずに済むかもしれないですけど。
例えばサラリーマンの人で、貯金もあんまりなくて。でも今、寿命もすごい伸びてるから…将来自分がどうしようって不安があるから、たぶんこの下流老人って言葉って…これだけ話題になったと思うんですね。
うん。
自信がない人が将来…今、例えば65で定年とかで、これから2、30年どうしようって時に、やっぱりすごい不安になってるんじゃないですかね。
やっぱりどんどん減っていく感じで何も生み出せないってのが、たぶん一番…不安になるんでしょうね。
まぁそうだろうね。
でもうちはあれですよ。ネコが、うちで飼ってたネコがマグロくわえて帰って来たのを、親父が頭たたいてみんなで切って食べたっていう家族ですから。
ハハハ笑
なかなかの下流ですよ。
ネコお手柄~なんですか笑
そう笑 なかなかの下流ですよ。だから戻れると思いますよ。
へぇ~。
下流なったらすぐネコ飼いますよ。
あ、マグロ取って来いと。隣の家から笑
全然いけると思う。
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高齢者の格差が大きい
本当に絶対的に貧困の人がどれくらいいるかわかんないですけど。一般的に言って高齢者の方が格差が大きいですよね。若いうちって、別にフリーターであろうが正社員であろうがあんま給料も変わらないじゃないですか。

でも年取って来ると、すごい差が開く…すごい資産を築けた人と、ずーっと定職に就けなかった人の差がすごいつくから、そこの中の本当に貧しい人っていうのは、たぶんそういう辛い状況にあるんじゃないですかね。
うーん。
だから、生活保護とかも、別に若い人がたくさんもらってるわけじゃなくて、あれほとんど高齢者ですからね。
だからこういう格差が…新幹線の中で焼身自殺をして、他の方を巻き込んで…
はいはいはい、ありましたね。
そういう事件も生み出しかねない要素にもなるんですけど。
コムアイの自給自足
コムアイさんとか、こういうニュースって…まだお若いですけど、どうやってとらえます?
私だったら今どうするかなって聞いてた時に、まぁ…鹿をさばきますね、たぶん。
フフフフ笑
そうそう鹿もいないですよね笑
いやいや…すごい多いんですよ。
それなら、すぐ奈良行ったらええねんな…怒られるわ!
あれは神の使いですから笑
えっとー。1回、自給自足の生活をしたことがあって。

へぇ~!
畑に行って、1ヵ月ぐらいだけなんですけど暮らしてみたんですよ。そしたら本当にすごい楽しかったの。なんにも苦じゃなくて。「あっ、あたしの最低ラインはホームレスじゃなくて自給自足だ」っていうのがわかったんですよ。
ふーん。
ほんで、今安心してこういう…まぁもうギャンブルみたいな…お給料もすごい変わるじゃないですか。月によって全然違うような仕事に就けたっていうのも、なんかその安心感がちょっとあるのかなと思いますね。
いつでも自給自足に戻ればいいと。
戻ればいいってのは、苦でやってるっていうよりも、なんか…チャンスがあったら戻りたいなと思ってるんですよ。
お似合いの古市&コムアイ
古市さんはご自分の老後とか考えます?
老後…でもね…チョコばっかり食べてるんで。いつまで生きれるかどうかわかんない…
いやほんとよねー。
自給自足とか無理でしょ?
自給自足って…ま、無理ですよね。
無理ですよね。
だってチョコレート生えて来ないですもん。
アハハハハハ笑
変わった2人組だなおい笑
でも学校が…卒業してる学校が一緒なんです。大学が。実は。学部もほぼ一緒。

おんなじキャンパス(慶大SFC)なんです。
すげーなー。結婚しちゃえもう。
えぇぇーっ!?
こういう空気の方は…多いんですか?最近は。
え?あっ…似てます?
そんなことないと思いますよ。
ねぇ。
ここ(2人の間)で線引いてくださいよ。
ハハハハハ笑
いやいやどうなんやろねー。でも頭はいいねんもんねー。
気が合いそうですけどね。
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