ワイドナショー画像 つんく♂声帯摘出のニュースに感心する松本人志
ショックと感動につつまれたこのニュース。ワイドナショーコメンテーターの皆さんも言葉を生業としていることから、つんくさんの勇気と決断に対して、それぞれの立場からの賞賛が寄せられました。

でも、私が個人的に最も感動したのは、冒頭でつんくさんの言葉を紹介する時に、画面上の文字だけでナレーションがなかったことです。
静かな音楽のみの数秒間、そしてそれが番組の意図だと気づいた瞬間、急に画面上の文字が強く、重く感じられました。実に素晴らしい演出でしたね。

司会の東野幸治さん、レギュラーの松本人志さん。ゲストは宮澤エマさん、東国原英夫さん、ITジャーナリストの津田大介さん。そしてワイドショーレポーターの長谷川まさ子さんがトークに参加します。


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各界から賞賛と激励の声

(番組ナレーション)
一番大事にしてきた声を捨て、生きる道を選びました。

(画面上の文字)
後悔しても意味がないんです。
今から進んでいくんです。
自分で決めて進んで行けば絶対に何かを得、
そしてまた次のチャンスへと繋がっていくんだと思います。

ワイドナショー画像 つんく♂声帯摘出のニュースで音声ナレーションなしの見事な演出

(再びナレーション)
がん治療のため声帯を摘出したことを明らかにした
ミュージシャンで音楽プロデューサーのつんく♂さん。
今週、各界から激励の声が挙がりました。

凄い!優しい!強い!ゴメン、別れてから涙が止まらなかったよ。(音楽プロデューサー 小室哲哉さん)

ものすごいショックでした、私。ホントに頑張って欲しいよね。(歌手 和田アキ子さん)

つんく♂氏は声より生きるホウを選択した!生きるチカラを大いに見せつけろ。(歌手 泉谷しげるさん)

そんな自分にしかできないこと、そんな自分だからこそ出来ること。「ある」と確信する人生観、深く、深く共感します!!(教育評論家 尾木直樹さん)

関係者によりますと、つんく♂さんは現在、何としてももう一度自分の声で言葉を発したいと、食道発声法の習得に取り組んでいるそうです。

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松本人志さんの意見

東野:

さ、松本さん。ちょっとびっくり…しましたよね。

松本:

あの…ま、でも、本当にきつかったのは、僕は半年前とか一年前やと思うのよね。
あの…どうなんのやろ俺っていう不安とか苦しみとか、
ほいで一回治ったと思たらやっぱり治ってなかったとか、
もう…すげぇ悩んだと思うんですよ。


ワイドナショー画像 声帯摘出のニュースに対し松本人志が「つんく♂は選ばれし男」

松本:

で、おそらく今は、もうなんかもう…なんやろ、もう悟りを開いているような状態かなーって。
もう我々よりももっと上のレベルで物を考えられてると思うので、
僕なんかが「頑張ってね」みたいなことを言うのが、なんかすごく幼稚な感じがして。あの…

東野:

たぶんもう腹もくくってるでしょうし…
どうやって生きていこうっていうのも、やっぱりね、賢い方ですから考えているでしょうし。

松本:

あとこう…皮肉なことに、やっぱ声を失うってことで、彼の言葉の重みっていうのがもんのすごく増すと思うんですね。
だから、彼が書くこれからの詞はえげつないパワーを持ってると思うから、それは僕はちょっとこう…すごく注目したいなと思うね。




長谷川まさ子さんによる解説

東野:

さ、長谷川さん、どうなんですか?
松本さんがおっしゃっるように、なんかパワーみなぎってるんでしょうか。

長谷川:

そうですね、今すごくもう前向きだということで。
先日ある方のパーティーがあったんですけども、そこにあのモー娘。のOGの方も来ていたそうなんですが。
あまりにもつんく♂さんがめっちゃ元気なんで、ホントにみんなの方が「あぁ…こんなに元気なんだ」っていうぐらい…なんだそうですね。

でこれからはホントにもう前向きで、小室さんと、それから秋元さんと、YOSHIKIさんとみんなで、音楽業界のことについて真剣に話し合っていて、何かコラボしてやって行こうっていうふうに、前向きにこう…捉えられていらっしゃいますし。

それからあの…この状況を今、本に書いてらっしゃるということなんですね。
あの確かにその…歌手の方なんで、声を失うっていうのはすごく辛かったと思うんですけれども。

ただあの、(作年)2月に…最初にもう放射線治療をしてしまっているので、今回再発した時に、同じところにはもう放射線をうつことができないので。
もうそれは、命を選ぶのであれば…もう…声帯を摘出するしかなかったっていうのは、あるんですよね。


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津田大介さんの意見

東野:

さ、えー津田さんは、つんく♂さんともトークイベントをされたことがあると…


ワイドナショー画像 つんく♂声帯摘出にコメントする津田大介

津田:

そうですね。
あのもう僕も、すごいショックではあったんですけど。
ただあの…つんく♂さん自身が、あの…優れたね、あの…シンガーであると同時に、ま、ソングライターでもあるし、作詞家でもあるし。ま、そしてプロデューサーでもあるので。

ま、そういう他のことをやりつつ、あとはやはりまた自分の声で歌いたいというモチベーションをもつということが、またほんとに、先ほど松本さんがおっしゃってたみたいに、たぶんこれからあの、つんく♂さんが出していくものは、すごくやっぱり…変わってくると…思うんですよね。

東野:

そうですよね。

津田:

で、あともうひとつ僕、すごく期待してるのは、今あの、人工声帯ってあるんですね。


人工声帯自力で言葉を発することができなくなった人が電気的に言葉を発することができる装置

津田:

この…機械で、喉に当てることによって、ちょっとロボットとか機械っぽいような声を出すことができるんですけど。

あれもうまく使うと、例えばカラオケとかで、あらかじめ決められたメロディーとかって人工声帯とかで歌うこともできるんですよ。
ちょっとその…ボーカロイドみたいな声になっちゃうんですけど。

でもそういう時に、かなりこの人工声帯の技術もすごい日進月歩で進んでいるので、例えばこれつんく♂さんが、この…人工声帯の開発なんかにも協力をしてやることで、おそらくすごくモチベーションがすごいでしょうから、そういうことでまた技術も発展していくんじゃないかなーと思いますよね。

東野:

そうですよね。




宮澤エマさんの体験

東野:

さ、えー宮澤エマさんはいかがですか。

宮澤:

そうですね。ま、ミュージカルとか舞台やってますと、職業病といいますか、けっこう…結節というものが声帯にできることがあって。
すると、ま、小さなポリープみたいなんですけど、それがあると、ま、声が…声帯がくっつかないので声が出ないってこと、けっこうよくあるんです。
たぶん、しゃべり手さんの方も経験される方多いと思うんですけど。


ワイドナショー画像 つんく♂声帯摘出 スタジオ全景

宮澤:

そういうのをやったときに、声って失って初めて、こんなにも大事なものなんだって気づかされるんですよね。
その…満足に自分が伝えたいことも伝えられないとか、一言一言の重みみたいなものをすごく感じて。
で、もちろん全摘出なんで、まったく違う…比べ物にはならないと思うんですけど。

自分にもそういう経験があったので、あ、これで一生歌えなくなったら私の存在価値ってなんだろうみたいな、そういうことととかってすごい考えた時もあったので。

東野:

職業としてね、やっぱりミュージカルで表現して歌うわけですから。お芝居して…

宮澤:

辛い…どころじゃないですけど、ただこの決断をされたっていうのは、本当にだから勇気のいることだったと思いますし、
あの…この決断に、勇気をもらう人とかインスピレーションを受ける方って本当に…いらっしゃると思うんですよ。
他にも悩んでる方とか…いっぱいいると思うので。

このことって、例えばアンジェリーナ・ジョリーさんが自分の…ま、あれは予防ですけど。


アンジェリーナ・ジョリー(女優・アメリカ)乳がん予防 → 両乳房の切除卵巣がん予防 → 卵巣と卵管の摘出

宮澤:

あの…乳がんとかの予防のために決断されるみたいに、すごい…ある種の生き方を、そういう提示されてるんだなと思うと、本当に…素敵だなと思います。




つんく♂さんは「選ばれた」

東野:

さ、東国原さんは同じような状況になった時に、ね?
こう、声を…声帯を取ることを選ぶのか、取らない方を…ま、あるじゃないですか。談志師匠のように。

東国原:

いやぁ…取る方を…


ワイドナショー画像 つんく♂声帯摘出 自分ならどうするか迷う東国原英夫

松本:

年齢にもよりますけどね。

東国原:

ねー。お子さん小さいですからね。
まぁ…苦渋の決断だったでしょうね。


お子さんつんく♂さんには12歳年下の夫人との間に6歳の双子の長男・長女、4歳の次女がいる。

東国原:

でも、失うものがあったら絶対に得るものがあるから、なんか得られると思いますわ。
あのほら、つんく♂さんと秋元さんって、なんか水と油みたいなとこあったじゃないですか。

東野:

なんか…我々が見た感じは、ライバルというか、アイドルのプロデュース…

東国原:

絶対に意識してましたよ、お互いが。

東野:

してましたしてました。

東国原:

それが今回ね、この件をきっかけに、一つの作品を作ろうじゃないかと。
これも一つのね?もう…生み出したものですから。

東野:

どういう作品を作るのか、どういう…誰に歌わすのか、どう…ね?

東国原:

ね?ものすごく興味ありますもんね。

東野:

はい。
松本さんでも、若かったら…

松本:

だから、やっぱこう…こういう試練…ですよね?こういう試練を、あの…与えられ…選ばれたんでしょう。良くも悪くも。
で、「こいつにはこういう試練を与えても、世の中のためになんかやりよるんだろう」という…たぶん、選ばれてしまったんだと思うんですよ。うん。
だから、それは「選ばれし男」なんやっていうことですよ

だから…ね?だからもし僕が大病を患った時は…ま、そん時また悩むんかもしれんけど。
ま、それはもう…選ばれたんかなって思って、健康な奴を…ちょっと見下していってやろうかなって感じですよね。


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