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新編集長の決意表明
(視聴者からの声を紹介)
「少年サンデーの新編集長が今後の編集方針について異例の宣言文を誌面に掲載し話題を呼んでいます。トップに立つ者としての責任感、作り手としての情熱を感じました。こういう人に政治家になってほしい!」という投稿をいただきましたが、詳しくはどんな宣言文なんでしょう。
はい、詳しくお伝えします。「週刊少年サンデー」に新編集長が就任し、決意表明ともとれる異例の大改革宣言を掲載しました。
「週刊少年サンデーは今後、新人作家さんの育成を絶対的な使命とします。この方針に反する行動をとる編集部員は容赦なく少年サンデー編集部から去ってもらいます。
秋以降、多くの連載作品が誌面を去り、代わりに才能溢れる新人・若手作家さんが次々と誌面を賑わすことになります。」
と、一方で「中堅・ベテラン作家さんの力も絶対に必要。伝統と革新の絶妙なバランスこそが、雑誌の『雑』の部分を魅力的に形成する原動力だと僕は確信しています。」
新編集長の市原武法(たけのり)さんは、「信長協奏曲」の石井あゆみさんなど新人作家の育成に力を入れてきた、漫画界では名の知れた人物。
また今後の掲載作品の決定については「編集長である僕がただ一人で行います。僕の独断と偏見と美意識がすべてです」と言い切り、「今後の少年サンデーの運命の責任は僕一人が背負うという覚悟の表明でもあります」というコメントもあわせて掲載しています。

さあ、ここまで強いメッセージを出しました。「僕一人が掲載作を決めていく。この方針に従わない者は編集部から去ってもらう」という。
うーん。
相当の自信と覚悟がある
松本さん、まずここまで聞いてどうですか?
これはすごいですね。一歩間違うとこれ独裁者ってことですからね。でもそれ覚悟での発言というか、これは大したもんですよね。相当の自信がないとできないことだと思いますね。
ギャンブルですよね、ここ一発逆転の。ただあの…こういう方々が見つけてきた新人がその雑誌社を救うってことはけっこうあって。やっぱ「進撃の巨人」を見つけてきた方なんてのは、あれだけで講談社が一気に盛り返したってぐらい。

そっかそっかー。
それひとつ見つければ、漫画は復活するんで、たぶんサンデーもけっこう面白いんですけど、今雑誌全体が落ちてきてるんですよ。サンデーに限らず全部が。
だからそん中ではこのギャンブルぐらい仕掛けないと雑誌の復活はないっていう、すごい決意のもとだと思うんですけどね。
いやーすごい…すごいんですよ。
今お話にもあった、なぜじゃあこんな大改革に臨んだのかなんですが、やっぱり実際に発行部数が減ってしまってるんですね。
3大少年誌でも、週刊少年サンデーは今はもう40万部を切ってしまってます。
で、他の2大誌も確かに減ってはいるんですが、その減少率として一番この週刊少年サンデーが痛手を食ってしまっているんですね。
東国原知事はボトムアップ
東さんが知事の時ってどういうリーダーシップを…
僕はあの…基本的にトップダウンじゃなかったです。そういうふうに見えてたんですけども。
はい。
私はマンゴーやりますとか肉巻きやりますとか、そういうのは自分で決めたみたいに言ってるんですけど、あれはボトムアップでやってました。
あ、みんなで…
合議制で。最後僕が印鑑押しますけど。という形でやってました。
ただ、政治家が今あの…田中角栄さんがまたね、見直されてるんですよ。ああいうブルドーザーで、そしてあの知能を持ったとかいうやつね。そういう強いリーダーを望まれてるってことも…そうなんですね。
それはあります。うーん。
ありますよね。だから今回のサンデーもそうじゃないですかね。ただ、サンデーはちょっと読もうとは思ってませんが。

ハハハ笑
面白いですよサンデー。
いや、うる星やつらとかあのへんで終わったんだよね。タッチとか。
うる星やつらはサンデーでした?
タッチとうる星やつら…そうだったよね。
タッチだったら、今ですね、月サン(月刊サンデー)の方ですね「MIX」っていって、タッチの次の世代の子たちでやってたりして…
あの頃のタッチで終わりなのタッチは。
「MIX」に注目
あーちょっと読んで…
「MIX」はまさにこの編集長の市原さんが手がけた…
え?なんでミックスしてるの?
ハッハッハッハ笑
いや、MIXってのは昔のあのタッチの頃の明青を…
明青をどうしたの?
いつの間にかものすごい弱小校に…
あの後の話なんや。

そうなんです。もう弱小校になったんです。で、弱小校になって、そこに明青の強かった頃を知ってるお父さんたちが、息子たちを明青に入れて今から明青が復活するっていう…
えーっ!?
ちゃんとあの頃の主人公たちがチラチラ出てくるんですよ。
それサンデーでやってるの?
これね、月刊サンデーで…はい。
いいじゃん。
ハハハハ笑
いいですよ。
いいよ。
月刊なんでテンポが遅いんでしょうけどね。
これ週刊にしたら我々世代は飛びつくんじゃないの?
そうですね。
たぶんこれ編集長があだち充先生に新人の時についたりしてるんで、「俺が編集長になったんで、昔のよしみで週刊少年サンデーでも何かガツンとやってくれませんか?」って言ったら、やってくれたりとかすんじゃないかなっていう楽しさは、この編集長になる以上は…。
本当に漫画が好きなんでしょうねー。
本当にサンデーを愛してらっしゃる方で、復活のためにもう…全部自分の生命賭けてくると思いますよね。
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松本さんの場合
松本さんにはこういう、何かをクリエイトするような会議って、こういろんな人の意見を聞いた方がいいのか、ある程度こう…才覚を持った人がズバンってやった方がいいのか…
ねぇ…難しいとこですよねー。
松本さんなんかはどうしていらっしゃるんですか?いろいろ企画会議とかもなさりますよね。
でもまぁ僕はそうですね、そもそもがそんなにたくさんの人に愛される人間ではないので、割と自分でやっちゃいますね。

なんですかその自己告白。
いやいやあの…そうですね。やっぱマニアックな人間だと思ってるので、あんまり人の意見より最終的には自分でやろうかなとは思いますが。
うーん…なんかそれこそ M1 とか THE MANZAI のいわば審査員を1人でやるようなもんですよねこれ。
あーそっかー。
それはなかなか大変ですよ。
松本さんの場合は結果を出してるからすごいんですよ。結果を出し続ければ、その人の感性でばく進してってもいいと思いますよ。
うーん。
他局の話していいですか?
はい。
あの…日曜日深夜やってるやつ(ガキの使いやあらへんで)で。ゴルフ場で、あの…「覗いたでしょ」って…
あの…2、3ヵ月前ですかね。
ですね。(松本さんが)キャディやってて、そいでパンツが見えてて…パンツを見てはいけないっていうゴルフ大会、あれ最高に面白かったですよ。

あー。あれは…最高に面白かったですね。
ハハハハハ笑
あれ、俺正しいかな。あれ最高に面白かったのよ。
ありがとうございます。これは本当に嬉しいですね。僕もここ何カ月、何年かで久しぶりに手応えのあった…
あれは評価されなかったんですか?
全然されなかった笑
アハハハハ笑
全然されないです。
あれはだから、松本さんがやっぱ主導して作ったんだろうなという感じしましたよ。リーダーシップもって、「俺はこれで行くんだ」っていう。パンツを見てはいけないゴルフ大会!っていうね。
ンッハッハッハッハ笑
あれ、チラチラ見せるんですか?
うん、見せてるんですよ。(股間の)中にね、またね、タオル入れてるんですよ笑
ハッハッハッハ笑
もっこりしてるんですわ笑 もうね…爆笑だった。俺一人で部屋で頭おかしくなるぐらい笑った。
東さん絶対政治に戻る気ないですよね。
ハハハハハ笑
完全にもうバラエティになってますよね。
東京五輪でのリーダーシップ
実際になんで一人で決定しようと思ったかというと、やっぱり決定の場に人が多いと結論は角が取れて丸くなってしまうと。なので決定する人数は少ない方がいいということとか。
あとやっぱり新人の作家の方にも「こういうのを描けば受けるんじゃないかな」とか「売れるんじゃないかな」ってことを意識せずに、「自分がこういう漫画が面白いんだと、こういうキャラクターがかっこいいんだ」というような、何かそういう情熱でもって、相手目線に立ち過ぎないで欲しいっていうことをおっしゃってるんですよ。
そういう目線がちゃんと正しい方が拾ってくれるんだったら本当に…常識にとらわれないすごいのが出てくる時ってのは、そういう人がいてくれないとダメだと思いますよね。
なんか、違うのかもしれないですが…同じにしちゃいけないのかもしれないですけど。
新国立競技場のことでいろいろあった時に、その皆さんの「私じゃない、私じゃない」という責任転嫁がすごかったじゃないですか。

うーん。
あの中でやっぱり、誰かすごい強いリーダーが一人いて、自分が決定したからこれで行きますみたいな人さえいたら、なんかちょっと違ってたのかなぁと思って。
連帯責任って、いい時もありますけど、時と場合によってはなかなか物事が進まないっていうのが…なんか残念だなと思います。
あれ森さん(東京五輪組織委員会会長 森喜朗)のね、最大のチャンスだと思ったんですよ。森さんがリーダーシップをとって「これやめましょうよ」と。一千億に収めましょうよと組織委員会委員長ですからね。ほんで、言ったらものすごい森さんが株上がりましたよ。今までのね、10年20年のあの森総理の時のね…
悪いイメージがね。
最後に、78歳になられてね、晩節を汚されずに済んだんですよ。「僕ちょっと国立競技場高いと思うから、安くしましょうよね」と言えばね、リーダーシップをとってね、そういうふうにすれば良かったのに、チャンスを逃しましたよ。
やっぱ安倍さんが出てくるしかなかったんですねあの時ね。
今回エンブレムもそうですよ。安倍さんが出てきて「もうやめましょう」って言うべきですよね。
うーん。
まぁでもそういう空気はないですよね。
宮澤喜一氏の場合は
宮澤さん、なにかお祖父ちゃま(宮澤喜一元総理)、リーダーシップについて語ってらっしゃることとかありました?
リーダーシップ…うーん…そうですね。
でも祖父の場合は割とこう…とても頭のいい人間だったので、もしかしたらコミュニケーション能力の方で言うと、そこまでこう長けてる人ではなかったのかもしれない。
自分の正しい道を突き進もうとしたら、それを上手く説明できなかったりとか、サポーターを集められなかったりというところはあるのかなと思うので。
やっぱりこう…すごい革新的なアイディアを持ってる人って、同時にそれを説得させるカリスマ性も兼ね備えてないとみんなついてきてくれないのかーとかは思いますけど。
やっぱりこれやりたいと思ったら、応援してくれる人が多分に必要…

たぶんこの編集長の方の下にはすごいブレインというかチームがきっと…信頼する人たちを置くことによって、成し遂げたい方針を…成し遂げていくと思うんですよ。やっぱ一人じゃできないんでしょうけど。
掲載作は全部自分で決めるので、部員の皆さんは本当にその作家と、もう全身全霊で編集マンとして向き合ってくれと…おっしゃってますから。
これからの週刊少年サンデーがどんなふうに変わって行くか、楽しみに見守ってまいりたいと思います。
おまけ B面エンディング
前にあの…タオルかなんか入れてるっていう…
うんうん。
あれ実はなんも入れてないです。
えぇぇぇっっ!?
アハハハハハ笑
えぇーっ!?
今日は本当どうもありがとうございました。
ええぇ~っっ!? でか~っ!

また会いましょう。
ハハハハ笑
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