ワイドナショー画像 教育問題を語る茂木健一郎
2015年2月8日放送の「ワイドナショー」では、塾などが、決起集会のように受験生に対して大声で気合いを入れることについて、果たして効果があるのかという意見が出されました。


司会者の東野幸治さん、レギュラーの松本人志さんに加え、ゲストコメンテーターとしてイラストレーターのみうらじゅんさん、元陸上競技選手でタレントの武井壮さん、脳科学者の茂木健一郎さんも話に加わります。


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問題の概要


ワイドナショー画像 受験生への応援 のぼりや鉢巻き姿で大声

(番組ナレーションより)
毎年恒例の受験シーズン、あることで問題が。
それは…塾関係者などによる「応援団」や「決起集会」。
これらへの対応に、学校側が頭を悩ませています。

のぼりや鉢巻き姿で大声をあげ、気合いを入れる光景が多数見られ、他の受験生や保護者から「萎縮する」との苦情が挙がっており、学校側が自粛を呼びかける動きも出るほど。

大手進学塾の幹部は、「昔はもっと派手に応援していた時代もあった。今は学校の意向に沿うのが原則。受験生の緊張をほぐして、気持よく入試に臨んでもらうのが原則」と話しています。



茂木健一郎さんの意見

茂木:

僕、これね、だから逆効果だと思うんですよ。
つまり、本番は、フロー状態って言って、集中してるけどリラックスしてる状態ってのが一番いいんで。

松本:

そうでしょ?ですよね。

茂木:

ああやって大声でね、ワーワー応援したら、緊張しちゃって…

松本:

絶対そうですよ。スポーツと違いますもんね。

茂木:

うん、逆効果だと思いますよこれ。


ワイドナショー画像 受験生への応援は逆効果 茂木健一郎

東野:

でもなんかこうね、同じ塾のみんなが行くから「頑張れ」って言うてこう…なんかこうチームじゃないけれども…一丸となって応援をする…っていう…

松本:

いやでもスポーツは…いやあの、僕よくわかんない…ア、ア、アドレナリンみたいのが出たりして、いい効果があるかもしれないですけど、
こういう勉強って、応援されて、燃えて、いい結果出せるようなもん…ではないんじゃないですか?

茂木:

ないと思うし、僕は中学受験しなかったんですけど、あの…中学受験する子どもたちを教えたことあるんですが。
やっぱりね、小4、小5、小6ぐらいから…例えば僕、都内の小学校行くと、半分受験するんですよ。
で、受験しても、もうみんな偏差値ってのが頭ん中入ってるわけ。
あいつどこ受けると偏差値、いやあいつここ受けるってことは偏差値いくつだなって、もう子どもたちがお互いにそうやって見てて、
しかももっとかわいそうなのはあの…受けて、結局受からないで公立中学行くやつとかね、
もうなんか、小4、小5、小6ぐらいでものすごいなんか…心の傷を…

松本:

挫折をねぇ…

茂木:

負わせる…システムなんで、僕はやっぱり…あんまり、賛成できない。

東野:

過度の受験戦争っていうのは反対であると。

茂木:

だからなんかちょっと…そこまでやることですか?
って感じするんですけどね、中学受験って。




武井壮さんの中学入試

東野:

えー武井壮さんはですね、中学受験を経験していると。

武井:

はい。もう中学…そうすね、私立にいたんで。
あの、すっごい簡単な学校だったんで、
あの…僕の中学の受験の一問目は、あの…カエルの、あの…おたまじゃくしと、足生えたおたまじゃくしと、両足…両手両足生えたおたまじゃくしと、カエルが4つあって、順番に並べなさいって問題…

松本:

アハハハ笑

武井:

スーパー簡単でしたハイ。スーパー簡単。


ワイドナショー画像 入試システムへ一言 武井壮

東野:

ワッハッハッハ笑

みうら:

いやその学校って、入ったあと、
トランポリンばっかりしてる…クラスでしょ?それ。

武井:

違います違います。ちゃんと、ちゃんとアレですよ…

東野:

ちゃんと勉強しますよ。

武井:

ちゃんと勉強はちゃんとして、入試は簡単だったっていう。

松本:

そっか、入んのは簡単…

武井:

入んのは簡単だったんですね。




みうらじゅんさんはこうして合格した

東野:

みうらさんは受験とかされたことは?

みうら:

僕も、中学は私立ですね。

東野:

京都…ですよね。

みうら:

京都でした。

東野:

そこは、レベル的には…


ワイドナショー画像 みうらじゅん 中学受験の思い出

みうら:

僕ね、全然…勉強は小学校ん時から興味なかったんですけども、あの、仏像に興味あったんで。
京都…仏教中学だったんで、あの、面接ん時に、校長先生が住職なんですよやっぱり。
住職も兼ねて校長やってるんで。
で、仏像のトーク熱くしたら、「あなたを待ってました」という一言が出たので、受かったなーと思ったら受かりました。

松本:

ハハハ笑

武井:

(手を叩いて大喜び)

東野:

すっごいですね笑

松本:

一芸入学ですね。

みうら:

一芸入学です。そうです。

東野:

いろんな生徒の面接の中で、一番いいコメントを言って校長先生を気持よくさせる…

みうら:

そうですね。接待ですからね、やっぱ基本は。

東野:

アハハハ笑 面接って接待なんですか?

みうら:

接待ですよそりゃ、はい。
もう昔から、一人で電通やってたみたいなもんだから…

松本:

ハハハ笑

みうら:

営業と接待もやってたので…

東野:

すごい…やっぱこう…頭のいいお子さんだったんですね。
面白くて、こう…

みうら:

面白くなかったですね。クラスでは全然人気ないですよね。

松本:

いやいや、そういうのは面白い。
そういう人が面白い。ホントはね。

東野:

いやすごいな。


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のぼりの「縦書き」がいけない?

みうら:

のろしがね、僕ね、毎回いけない…
縦にこう…日本は縦でしょ?

松本:

風林火山…

みうら:

あれ横にすると、静かに行進できるんですよ。そうでしょ?

東野:

なるほどなるほど。

松本:

あの縦が…

みうら:

立てるとカーッと来るんですよ。なんか。
だから、ココイチのカレーだって、立ってるとなんかカーッと来るじゃないすか
なんかああいうの。のれんが。

東野:

いやなんか全然わかんないですけど笑

みうら:

旗がこう…旗って立つとね、カーッと…来ません?

松本:

ヒヒヒヒ笑

みうら:

上に行きたいからこう…

松本:

面白いでしょ?この人。

東野:

いや…武井くん、わかる?

武井:

さっぱりわかんないです。




入試システムへの意見

松本:

ただね、ただ、頑張れって言われて、すべての人が頑張れると思うなよっていう…話でしょ?
ね?そうじゃない人もいるん…僕なんかむしろ頑張れって言われ方がなんか、頑張れない人なんで、
みんながみんな「頑張れ」で、あの…気持ちが高まって、あの…レベルが上がると思うなよっていう気持ちは、ちょっとありますよね。

東野:

ちょっと行き過ぎた感じであると。

武井:

その…なんか受験の、僕システム自体に、ちょっと問題があると思ってて。

東野:

何が問題ですか。

武井:

あの…ま、受験ってこういうね、教科が決まってるじゃないですか。
英・国・数・社・理とか。そのへんはあるんですよ。
なんで、倫理は入ってないんだろうなと。
ま、体育とか、他の家庭科とかもそうですけど。
だって、要は、決めるのはその…勉強だけしてどうこうとかじゃなくて、人間性全部じゃないですかホントは見るべきなのは。
その優秀かどうかもそうですけど。
だからそこばっかりやるから、こんな…なんか塾とかが、自分とこに生徒だけ欲しくて、応援して、「ウチの生徒いっぱい受かりましたよ」みたいなことになるわけじゃないですか。


ワイドナショー画像 武井壮 人間性を重視した入試システムへ

武井:

だからそんなのも、もう学校全体で、教育なんかフラットにしちゃって、
学力の差とかじゃなくて、そん中で全部のことで、平均値の高い人は、ま…大学っていうところに至っては、いい大学に入れるとか、そういうふうにした方が。
だからスポーツやってる子も、あの…勉強は伸びてないかも、まだ伸びてないかもしれないけど、
スポーツとか、社会道徳とか、もしかしたらそっちはものすごく伸びてる可能性もあるわけじゃないですか。
だからそっちの方の人も、例えば東大に入れるとか。

茂木:

そうそう。だからね、これすごい大事なポイントなんですけど、
小学生とかに、ハーバードの偏差値いくつとかって言うと、みんな80とか言うんだけど、
実はハーバードって偏差値なくて、今おっしゃった通り、バスケットボールで入ってるやつとかいるんですよ。ハーバードでも。

東野:

それは一芸ってことでいい…

茂木:

一芸っていうか、だからその人間性を全体と見て、
だから日本だとAO入試ってすごく評判悪いんだけど、僕は、すべての入試がAO入試になるべきだと思ってるんですよ。
今、武井さんが言ったこととすごく近いんですけど。




最後は不登校問題へ

東野:

これ受験に対しては、
あの…不登校という問題も…ちょっとありまして。
で、茂木さんがちょっとこう、フリースクールに対してちょっとこう、言いたいことっていうか、あの…お考えがあるそうなんですが。

茂木:

学校行ける子はいいんですよ、例えばね。行って頑張ろうねって。
でも行けない子っているんですよ、世の中には。
だから、行けない子は、別に学校行くのは義務じゃないですからね。
あの…義務教育って勘違いされてるんですけど、国に、子どもを教える義務があるってだけで、国…子どもには学校に行く義務なんてない…

東野:

あーそっか。


ワイドナショー画像 東野幸治 松本人志 みうらじゅん 武井壮

茂木:

だからフリースクールという形で、普通の学校に行けない子も、あの…学びの機会があるのは大事なことだと思うし。

東野:

でもみうらさんのような考え方も、フリースクールというかね。
なんか自由な学校…なんかみなさん考える学校みたいなんも、なんかこう…魅力のある…

松本:

みんながね、みんながみんなそうなっちゃうと、もう…国力がなくなっちゃいますからね。
でも、そういうね、あの…やっぱそっちはそっちでっていうのは、絶対必要…ね…。

東野:

必要な存在ですし、勉強だけじゃなくってことでございますけれども。


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